俺のおやじ、ミノル 【其ノ拾参】俺のおやじ、ミノルは、 赤ん坊だった俺に●を飲ませたことがある。
俺のおやじ、ミノルは、
未成年だった俺に、酒を飲ませたことがある。
それも、赤ん坊のときに。
ある日、俺が誕生してようやくたっちを始めた頃、
おやじは俺を友人宅に連れて行った。
友人宅では,その頃テレビを買ったばかりで
どうやらそのテレビを見に行くのも
目的の一つだったらしい。
ところが、何を思ったか、オヤジと友人は
俺に日本酒をなめさせたのである。
(もちろんそんなことは覚えちゃいないが∩(*_*)∩)
わたしは、当然ながら目を回して、
どたっ、ごち〜〜〜ん!
と音を立てて倒れた。
ごち〜〜〜ん!……..ん?????
そう、俺が酔っぱらって倒れた先には、
テレビがあったのであった。
それを見たオヤジの友人が放った言葉、
「大丈夫か、テレビ!!!」
・・・・・
俺もオヤジ同様こどもは好きだが、
オヤジと同じことを、子どもにしようとは思わない。。。
ヒロシ
実家にいた頃は、俺にはおやじはいるのか?と思うくらい、夜遅くまで呑みあるっていて顔を見る機会も少なかったおやじ、ミノル。晩年は缶ビール1本を飲むか飲まないか、というレベルの酒量でしたが、それでも楽しく嗜んでいたようです。おやじへの酒代として大切に使わせていただきます。