俺のおやじ、ミノル 【其ノ弐拾捌】 俺のおやじ、ミノルは家の守り神に手をかけてしまった。 その後・・・!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚!!!
俺がまだ産まれたばかりの頃
住んでいた家には大きな梁があった(そうだ)。
家は山っぺたで、
うちの庭もジャングルのように
いろんな草木があった。
そんな環境であるから、動物もたくさんいた。
・・・・・・・・・・・・
ある日の夜のこと。
じいさん、おやじ、おふくろ、そして赤ん坊の俺、
揃って寝ていたところに、上から何かが降ってきた。
それは、落ちてきたと思ったら
くねくねと動き出した。
暗くてよく見えなかったようだが
くねくねと動いていたので、
蛇には間違いなかったようだ。
まぁ、ウナギが天井から落ちてくるはずはないからな(笑)
ただ、雨戸はしまっているし、おやじは慌てて
何かでその頭をたたき、息の根を止めてしまった。
よく見るとそれは、アオダイショウだった。
うちの田舎の方では(少なくともうちでは)
アオダイショウは家の守り神だといわれていた。
そのアオダイショウに、おやじ殿は手をかけてしまったのである。
そしてそのとばっちりを受けたのは、俺だった(>_<)
高熱を出したのである。
幸いなことに、親戚に祈祷師のおばぁがいたので
拝んでもらい、事なきを得たそうだ。
うーん、恐るべし、アオダイショウの力!
それ以来、我が家では、蛇を見たら
一目散に逃げることにしている。。。
ぴーこ
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実家にいた頃は、俺にはおやじはいるのか?と思うくらい、夜遅くまで呑みあるっていて顔を見る機会も少なかったおやじ、ミノル。晩年は缶ビール1本を飲むか飲まないか、というレベルの酒量でしたが、それでも楽しく嗜んでいたようです。おやじへの酒代として大切に使わせていただきます。