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国語偏差値30台から抜け出すためにやった国語対策


国語の力がどんどん落ちてます。

by  ツンデレ担任より


塾の面談でこう言われたのは、
小6の春休み明けのこと。


それまで新演習と、語彙力UPのワークも
欠かさずやってきましたし、
苦手な漢字も毎週のテストに間に合うように
努力してきたつもりでした。




そ・れ・な・の・に

やってもやっても成績が上がらない…


日能研模試の結果もこの通りでした↓

トホホ…



このままでは想定していた志望校を
大分見直す必要があるかもしれない。


そんな不安もありましたが、


何より

こんなにやってるのに全然できない・・・


と、本人の苦しむ姿に
親としてはかなり辛いモノがありましたね。



余談ですが、
我が家では0歳~小2くらいまで
毎日欠かさず読み聞かせをしてきました。

「暇さえあれば、本を読む」
とまではいかないにしても
長女もある程度の読書習慣はあります。



そんな前提があるので、
「国語が超絶苦手だった私とは少し違う!!」
と、どこかで期待していたんでしょうね。

でも、もうできることをやるしかありません。



そこで、

「とにかく少しでもいいから
この苦しい状況から連れ出してあげよう!」

と、塾の講師とも相談。
動いていきました。


受験まで1年を切った短い期間でしたが、
この取り組みがあったことで
受験を乗り切ることができたのだと思っています。


今日は、そんな我が家が取り入れた策を
少し紹介していきますね🐹✨


では、早速~!




1.子供の解き方を観察



どんな風に解いているのか
どんなところに課題がありそうか


横に張り付いて観察することにしました。
じー👀


課題として見えたものはこんな感じです↓


  • 語彙力が足りない

  • 一般常識が足りない(詩の季語など)

  • 目では追ってるのに、頭に入っていない

  • 物語・随筆はよいが、説明文・詩か壊滅的

  • キーワードを見つけるのに時間がかかる

  • 読むスピードが遅い

  • 馴染みのない話題への理解が乏しい

などなど。


要するに
”早く正しく文を読み、内容を汲み取る"

この力が全体的に足りていない状況でした。


長女は発達特性もあり
集中が切れると
同じ箇所を繰り返し読んでしまったり
文を読み飛ばしても気づかない。

いわゆる、文字が滑ってしまう
という傾向もありました。


これがちょっとしたところで、
理解を妨げていたり
ミスが起きてしまう状況…



こういう勿体ないミス
本当に多かったのです↓

たとえば、

「筆者の感情の変化を〇〇という言葉を使って答えなさい。」
みたいな問いに対して、〇〇を使わず回答


この観察から見えた課題を踏まえて、
何とか底上げできるように
対策に取り組むことにしました。






2.国語力底上げしかない!!


ということで、
とった対策をいくつか紹介しますね🐹✨


● 語彙力を増やす



文章中で理解できなかった言葉を
自作語彙力ノートに書き貯める

そのノートに書かれた言葉を
親子で日常会話に意識して使ってみる


たとえば、

”火を見るより明らかだ”
という慣用句をインプットした日には
”髪乾かしてないでしょ。火を見るより明らかだもんね”

みたいな感じで実例を挙げていく。


こうして、
インプットアウトプットを繰り返して
脳内メモリーへの刷り込みをしていきました。
 

もう一つ活用したのが、語彙力図鑑


ちなみに使ったのは齋藤 孝さんの著書。


わりと基礎的な語彙が多いと思ったのですが
娘の知らないワードも多くみつかったので
これで底上げできたのは大きかったかなと。



「語彙力や表現の幅が少ない…」というお子様には、
語彙力集めと定着が効果的なので、おすすめですよ↓




● 指でなぞりながら読む癖をつける


読み飛ばし、二度読み防止、兼
手を動かすことで、集中力UPの狙いで行いました。


実は、最初は、紙で読んでる文以外を
隠しながら読む方法もトライしたのですが、
本番で同じようにできないことから
上記のやり方を習慣化していきました。



● 解くためのテクニック強化 


・何度も出てくるキーワードに印をつけながら読む
・接続詞を〇で囲む
・設問のポイントにも線を引く
などなど。

基本的なことばかりですが、
できていなかったので、ここも2人で確認しました。


大事なのは、何度か様子をみて
忘れていそうなときは声かけをすること!


根気強く、ここは親も子も耐え抜いた感じです。



● レベルを下げた問題で基礎固め


塾の講師とも相談の上、
新演習の発展問題は、当面お休みに。


少し勇気のいる対応ではありましたが、
難しい問題が解けないなら、
基礎と演習1・2を使って
基礎固めをした方が力がつく。


そんな判断で、シフトしました。



● 速読でスピードUP


文章を読むスピードが遅すぎて、
速読も取り入れることに。


時間のない中でも継続できるよう
毎日たった1分の速読で毎日積み重ねていきました!


親子でスピード勝負したりと、
負けず嫌いの性格も大いに活用

こういうゲーム的なものは割と好きなようで
1日1回1分でよかったのですが、
ハマると「もっとタイムを短くしたい!!」
と何度も音読する姿もありました。



我が家の長女のように
「解く時間が足りなさ過ぎる…」
というお子様には、速読が効果的かと。


早く読むことだけでなく
集中力UP、国語の基礎力UPにも繋がり、
これはかなりおすすめです↓




● 声かけ


実は、これも超大事。
というかこれが一番大事かもしれません。


どの科目もそうだと思いますが、
苦戦してるときって課題が山積みて
苦しいんですよね。

指摘ばかりすると
どうしてもやる気がなくなりがち。


なので、やる気がなくならないように
小さい成長を見つけて、とにかく褒めること。


これを心がけました。


そして、
楽しく取り組めるような声かけ
同時に意識。


”国語は必ず本文に答えが隠れてるよ。
 宝探しと思って、探してごらん”

私がよく言ってた言葉



こんな風にできることから1つずつですが
課題に取り組めたことで
徐々に成績も上がり、
子供の自信にもつながったと思っています。


そうそう!
過去問のやり方も工夫をして取り組みました。

が、大分長くなってしまったので、
どんな過去問対策をしたかは
また別の記事でお伝えしていきますね🐹✨




では、今日はこのあたりで!

この記事を読んで下さった方にとって
素敵な1日になりますように🥰



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ありがとうございます💕


ほっぺこ


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ほっぺこ🐹ADHD
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