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木樽やキャラメルのニュアンスで飲む果実感〜Myanmar Genius Washed〜

コーヒー豆が育つと言われる「コーヒーベルト」というエリアがあります。赤道を中心に北緯25度南緯25度のエリアです。ミャンマーはまだコーヒー豆の産地としては他国に比べて知られてはいませんが、バッチリとこのエリア内に入っており、2000m級の山々に囲まれた標高と土壌は、良質なコーヒー豆を産出するポテンシャルの高い地域と言われています。

今回のミャンマーからのウォッシュトは、角のない柑橘系やチェリー系の酸味が心地よく、木樽やキャラメル感を感じる飲みやすい個性派です。
突出した派手なところがなく、味わいに意識がしっかりと向くような落ち着きがあり、しかしどこか大地感が続く後味に、印象がしっかりと残る豆です。
肉料理やグリルした野菜を一緒に合わせると、味わいが際立ちそうです。

ミャンマー ジーニアス ウォッシュト
〈地域 / 農園〉 ミャンマー シャン州 ユアンガン
〈標高〉1,400-1,600m
〈品種〉 カツーラ、カツアイ、サンラモン
〈精製方法〉ウォッシュト
〈テイスティングノート〉キャラメル、メープルシロップ、ナッツ、チョコ、レモン、チェリー、グレープ、シロップ、お香

▶︎コーヒー豆をビール瓶で保存する理由

その味わいを出すために、当店では、
・焦げ味が出ないように焙煎し(焦がさない焙煎)
・焙煎直後から耐圧容器内で圧をかけて保存する(加圧熟成)
ことで、さらにまろやかな味が持続することを目指しています。
味の定着には、二酸化炭素で圧をかけて酸素に触れない環境下(ビール瓶内)でエイジング(コンディショニング)を行います。
様々なコーヒーの持ち味が、バラバラではなく角がとれてまろやかにまとまり、3〜4ヶ月が経過した後からさらに味わいの変化をお愉しみいただけます。
賞味期限は未開封で2年。開栓後は1〜2ヶ月は美味しく召し上がっていただけます。
開栓後も瓶のまま蓋をしっかりと閉めて保存していただければ、さらに味は変化していきますので、お客様のお手元で、是非コーヒーの成長をお楽しみいただければと思います。


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