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猫紹介
久しぶりの日記だ。
1「日」にあったことを「記」すものなのに久しぶりとは、これまたどういうことか。
実は本日、というか先程、左耳にピアスを開けた。
右耳は元から開いている。
開けた瞬間は恐怖していたよりも痛くなくて
あれ、こんなものか。と思っていたのだが、
貫通したピアスはさながら暴君のように
左耳たぶ内の血管をヒーヒー云わせるべく奔走し、
風穴が空いたことを直接痛覚に訴えかけてきている。
正直メッチャ痛い。耳たぶを焼かれているようだ。
ピアス開けるの、こんなに痛かったか?と思いつつ
気を紛らわすために
本日は我が家の猫を紹介をしようと思う。
生粋の猫好きであるわたしの家には、3匹の猫が住んでいる。虹の橋のふもとでわたしたち家族を今か今かと待ち構えているのが3匹。脱走したまま行方知れずになってしまったのが1匹いた。
一番最初がわたしがまだ空の星屑だった頃に飼い始めた「しんたろう(♂️)」。白い毛並みがきれいだった。わたしが幼稚園のときに旅立っていったので、そのくらいしか記憶がないが、まだ赤ん坊だった私を温めるように寄り添って寝てくれていた、とても優しい猫だった。
2代目が父親が知り合いから引き受け、姉の人生最初に発見した言葉を命名した「てこ(♂️)」。この子はおよそ9年前にしんたろうの後を追って行った。行ってしまう数時間前までキッチンの排水口を漁って母親にどつかれており家族が起きるのを待って、朝の7時頃、まさにぴんぴんころりと旅立った。
3代目が、地域の記念館の駐車場に兄弟で捨てられており、当時そこで開かれていたくもん教室の先生と共に手分けして引きとり、たくさんの愛情を注がれ昨年天国に渡った、我が家史上最も可愛らしい声で鳴いていた黒猫の「もも(♀️)」。
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4代目は呼んでいるうちに名前の原型が崩れていき、今ではビー、と鳴くからビーチになった、庭の排水口に挟まって動けなくなっていたところを保護されたビビリの「ごま(♀️)?」。父が驚かし過ぎたせいで、家猫なのに完全に人を恐れる猫になってしまった。可哀想に。
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5代目が、冬に犬の散歩をしている際に後ろからノコノコとついてきて、家に着くや否やゴミ箱をあさり始めるという、ガリガリだったのにとんでもなく肝の据わっていた「あさり(♀️)」。現在はすっかりデブ猫に成長した。ちなみに当時散歩していたのは大型犬である。こいつはわたしと一番仲がいい。
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次がロシアンブルーのような見た目をし、我が家の駐車場に迷い込んできた後、少ししてからまたふらっと出かけていって帰らなかった「はな(♀️)」。この子は面白い猫だった。猫なのに猫ではないような反応を見せていた。ケツがとんでもなく臭かった記憶がある。
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一番の新参は、「たま(♀️)」。この子はわたしが中学生のときに駐輪場に迷い込んでいて保護した。朝に見つけて、手招きしてみると逃げたので、まあ野良猫だし警戒して近寄らなくなるかな、と思っていたのだが、自転車で帰ってきたらまた出現していた。捨て猫なのか、毛並みがきれいだった。「たま」と呼んでみると反応したので、全国に無数に存在するであろう「たま」という猫の仲間入りをしてもらった。こいつはあさりに片思いをしている。
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猫というのはとても魅力的である。
頭もいい。ベタベタしすぎない。
都合がいいときだけ擦り寄って来るのだが、
それはそれで可愛い。
みなさんもぜひ住まわせてみると、
何かいいことがあるかもしれませんね。