見出し画像

#3 働きながら迎えた採卵日

13日目の内診で卵子が採卵するに十分な大きさに育っているを確認。
生理から15日目に採卵をすることが決まりました。

【生理日から採卵までの経過】

生理3日目 初診・治療計画作成
3日〜7日目 排卵誘発剤を毎日服用
7日目 内診・一日おきに自己注射開始 (お腹が張ってパンパンでした)
11日目 内診・まだ卵子が大きくなってなかったため、注射継続。
13日目 内診・採卵日確定
15日目 採卵日
その後、受精確認、胚盤胞の凍結確認。

【その日は出張なんですが…】

13日目は元々は予定しなかった内診日。その日は出張を入れていました。
内診の日にちを変えることは出来ないかとダメもとで聞いてみましたが、医師からは、あっさり、無理ですとの回答。そりゃそうですよね。

【もちろん妊活が第一です】

仕事か妊娠かと問われたら、迷わず妊娠することの方が大切だと答えられるのに、反射的に、「また通院か、出張どうしよう」などという想いが巡ってしまいました。そこで、改めて、自分の中では、不妊治療が優先度1番なんだ、と言い聞かせました。
忙しぶるつもりは全くありませんが、度重なる通院で、以前のようなスケジュールで働くのには無理があることを痛感しました。

【周りの人を信頼しよう】

話は少し飛びますが、私の職場では、ご両親のがん治療のサポートをしながら働いている方、奥様が病気がちで看病をされながら働いてる方、見回すと、何らかの事情を抱えている方が殆どです。急な休みを取るのは避けられないことですし、迷惑をかけているという申し訳なさは、自分の思い込みであるだけで、周りはそんなに気にしていないと考えるようにしています。

【採卵日当日】

採卵日当日は、午前休みをとって朝から病院へ。採卵だけだと時間全然かからないと不妊治療開始する前の説明で病院から説明を受けた気がしますが、待ち時間含めると3時間半かかりました。

採卵は、5分もかからないと聞いていたので、甘くみていました。しかし、案内されたのは、まるでこれから手術が行われるようなオペ室。

オペ室のベットに横たわり、部分麻酔を打ってもらいました。その後は感覚がありませんが、カテーテルのようなものが入っていくのがみえました。
採卵が終わってしばらくリカバリーのために休ませて頂いた後、診察。卵子が取れている事を告げられると本当に安心し、先生や看護師の方々、現代の医療に感謝の気持ちでいっぱいになりました。一方で、採卵後の下腹部の痛みは結構しんどかったです。

その日の午後は、仕事に戻りました。
仕事に集中していると、麻酔が切れた後のお腹の痛さも忘れることが出来たので、それはそれで良かったと思いました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?