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トランジット冥王星の話。

心理占星術カウンセラーの望月ことりです。

現在、冥王星が逆行で山羊座に戻りましたね。
活動宮のラストに天体をもってる方は、何かしらの影響が出ているのではないでしょうか。

私は、蟹座28度に金星があり、
子供は、山羊座26度に太陽があるので
冥王星のメッセージを感じています。

夏休み明けの9月から
子供が学校に行きたくないと言い始め、
最初は「まぁ夏休み明けだしね〜」って
軽く考えていたけど、そういう問題じゃなかった。

よく話を聞くと
授業について行けないから
学校に行きたくないのだそう。

担任の先生ともたくさんお話しをして
子供の出来る範囲で個別に対応してくれることになり、何とか学校に行けてるけど、
それでも毎朝「学校に行きたくない」というやり取りで始まる。

いつもだったら、
家事をしながら話を聞いたりしがちだけど
今回は、ちゃんと手を止めて子供と向き合いながら話をしなきゃいけない気がした。

毎朝、子供の話をよく聞き、
帰ってきてからも子供との時間を取る日々。

すごく幸せな時間だけど、
正直、家事がまったく終わらない…!

先日も、洗濯を回してるときに
「学校行きたくない」が始まり、
子供の話を聞いて
「ママと一緒に保健室になら行けそう」
というのでそのまま一緒に学校へ。
担任の先生と話をして子供を託しました。

そして、仕事の時間がやばいので、洗濯機に洗濯物放置してあるけど、そのまま仕事へ向かう…。
なんてこともありました。
家事を放置すると、どんどん家が散らかって心も荒んできますよね。

改めて、家事、育児、仕事の両立が
いかに大変かに気付かされました。

両立できてるつもりだったけど、
子供へ負担が行ってたんですね。

仕事の忙しさや、疲れを理由に
どれほど子供の話を聞いていなかったか。
どれほど子供とのスキンシップを取っていなかったか。
どれほど子供に我慢させてしまっていたのか。
改めて思い知らされました。

何のために働いてるんだろう?


山羊座冥王星は、それをしっかり考えるキッカケを与えてくれたのです。

そして、子供のことを色々と調べているうちに、
もしかしたらこの子には、何かしらの特性があるのかもしれないと思いました。

本田 秀夫さんの
『知的障害と発達障害の子どもたち (SB新書)』
という本を読んで、
もし、子供に何かの障害や特性があるとするなら

「もう小学生なんだから」
「もう◯年生でしょう」

と、今まで言ってしまっていたその言葉が、
子供にとってどれほど残酷だったか、
自分の未熟さを痛感しました。

もし、子供に障害があるなら
小学1年生の子に3年生の勉強ができて当然だと言ってるようなものです。

実年齢での平均の学力を基準にしないで
その子に合った教え方が大切なんだ。

そして、勉強ばかりじゃなくて
どうやったらその子が楽しく過ごせるのか。
それが1番大切なことに気づいたのです。

そのためには、どう考えても
今のままの働き方じゃ対応できない。

さっそく職場に相談してみると、なんと来週から色々と調整してくれることになりました。
(いい会社すぎて感謝しかない)

月曜日から冥王星が山羊座に戻り
乙女座新月もあったこの1週間は、
そんな感じで大きな気づきと
色んな人の優しさを受け取った1週間でした。

ちなみに子供の特性は、
担任の先生と話し合って
授業の様子を専門の先生に観察してもらいながら
慎重に判断していくことになりました。

実は子供の9ハウスのカスプと
私のアセンダントは全く同じ度数となっており
ここに冥王星が入るのが来年の2月です。

9ハウスは、専門知識などを表し
そこに冥王星が入るということは
学び方の変容があるということ。

もしかしたら来年度からは、
子供の特性に合わせた教育になるかもしれないな、
と予想がつきます。

なぜ、私のアセンダントと子供の9ハウスのカスプが一緒なのか。
ずっと謎でしたが、トランジット冥王星によって
やっと答えが見えてきました。

子供の教育をきっかけに、
私のスタンスが大きく変わり
人との関わり方も変わっていくはずです。

今まで私は、自分さえ頑張れば一人で生きていけると大きな勘違いをしていました。

でも、今回の件で、子供を一人で育てるなんてことは出来ないと痛感しました。

子供には、学校やたくさん先生たちの協力が必要です。
そして親には、子供を見守る心の余裕が必要です。
そのためには、社会の仕組みの中で助けを求めたり、たくさんの人に迷惑をかけながらも助けを求めることが必要不可欠なんですね。

アセンダントに冥王星が乗る時って、
何か恐ろしいことが起こるのではないか
って思いがちだけど、
宇宙のメッセージは全て「愛のメッセージ」です。


たとえ起こったことが悪いようにみえても
そこには愛のメッセージが隠されています。

正直なところ、子供に何か障害があるかもしれないと気づいたときはショックでした。

でも、
子供は神様からの預かりものだと思ってるので、
神様はきっと私に育てられると思って
この子を預けてくれているんだな、と思うと
すごく幸せなことだなぁとも思います。

トランジット冥王星の本番は来年からなので
どんなことがあっても全ては愛のメッセージだということを忘れずに過ごして行きたいと思います。

望月ことり

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