社内研修
社内研修のことは、深く書くことは出来ないが私が感じたことを書きたいと思う。
少し前に行われた今回の研修では、課題図書というものが出された。
研修を受ける前の2週間ほど前に本を渡され、研修日までに読んでくるようにとのこと。
本のタイトルは『夢を叶える』
なんか、会社から渡された本を読んで、感銘を受けるのって、洗脳されてるような気になってしまうから(ひねくれ者の私)嫌なんだけど、洗脳されてもいいやと思うほどいい本でしたね。(まんまと)
『夢』とか『仕事』という括りじゃなくて、『生き方』のヒントのような本に感じた。
本は返してしまったため、今この手元にないので、覚えている範囲でだけ。
この本に出てくる『自立型思考』とか『依存型思考』とかによる仕事への取り組み態度なんかが書かれていた。
依存型思考というのは、常に人のせいや物のせいにする。
それって人生に当てはめてもうまくいかない人生だよね。
なんかうまくいかないことがあれば「あの人がこうしたから」「あの時こう言われたから」とか。
責任を持ちたくない感じ。
この本に関して少し話があったあと、女性講師の方の研修が始まった。
本、あんまり関係ない感じという…。
ままま、いい本だったからいいけど…。
この研修の先生は、とても早口で時間もストップウォッチを使ってパッバッパッパッと決めて進める方だった。
私にはそれがちょうどよく気持ち良かった。
たまに、研修に出るとただただ資料を読んで説明する方とかいて、グループセッションの時間も多くとって、時間が余ることがある。
その時間がムダに思えて、こんなことならあの仕事とあの仕事できたのに…。
2日間の研修じゃなくて1日で終われたんじゃね?
って思ってしまうこともあった。
しかし、今回の講師の方はグループセッションの時間も短い。
だから考える時間も短いし、グループの中での発表もまとめて話さないとみんなに回らないから頭をフル回転させなければならなかった。
それはとても疲れた。
普段使ってない脳を動かしてる感じ。
だから、1日目の夕方4時頃には頭がフリーズしてきた。
疲れたけど、やって良かったなと、私は思えた。
こういった研修があった日は、同じ会社に勤めているダンナに事細かに色々聞かれる。
それは、いつか自分も同じ研修を受けるかもしれないから、その時のために予習しておきたいという、彼の石橋を叩いて渡る性格がそうさせているものだ。
「疲れたけどまぁ〇〇で、感じだったよ」「これは正解がないから適当でいいのよ」とかそれなりに答えていた。
いわばこの研修は、『道徳の時間』のようなものだった。
グループ内で1つの事例を元に話し合って、この時はこうしたらいいよね、こうだとうまく行くよねというような答えは1つでもないし、正解も不正解もない感じ。
が、この正解がないというのが彼の中ではさらに不安感を抱いたのであろう。
「そんな研修なくなればいいのに」「断れなかったのか?」とぶつぶつ言い始めた。
依存型思考の彼なのである。
私の中ではこの研修は、全社員が受けたらいいのにと思えたのに。
全社員が受けても全員に伝わるとは思えないが、それでも数人が何かしら感銘を受け、それを行動に移せたら会社も活性化するし、何よりその人それぞれの人生が少しでも変化して感じ方や生き方が変わるんじゃないかなと思えたから。
と、言いつつ私の人生もさほど変化はしていないので、大きなことは言えないが…。
この研修は、若い人が多く、私が1番年上だった。
グループ内で音読もあり、PDCAのところを若い子が「ピーディーシーエー」と読んだ。
私は今まで「ピーデーシーエー」と言っていたのでその部分が私じゃなくて良かったと心底思った。
「ディズニーランド」も「デズニーランド」なもんで…。
ワクチン接種、私意外みんな熱が出たそうで、ジェネレーションギャップも感じたとても良い研修でしたとさ。
なんという締め方…。
最後までお読みいただきありがとうございました。