🌈虹色通り🌈〜みんな違ってみんないいって言ったってさ〜

note街の小さな商店街。
🌈虹色通り🌈

ここは、毎週金曜日ひっそりとオープンするお店。

本日の店主は、私、ららみぃたんです💛

「ようこそ。いらっしゃいませ💖」

🌈虹色通り🌈は
【note街の小さな商店街・虹色通り】
をコンセプトに、
🌈ゆず （メンバーカラー🩷）
🌈リコ（メンバーカラー赤❤️）
🌈やなぎだけいこ（メンバーカラー💙）
🌈はられ（メンバーカラー💜）
🌈恵子（メンバーカラー🧡）
🌈そい（メンバーカラー🤍）
🌈ららみぃたん（メンバーカラー💛）

で発行している共同運営の定期購読マガジンです。（なちこちゃん💚とゆずちゃん🩷はnoteお休み中）

普段のnoteの記事では書けないこと、書きにくいことなど、それぞれが色々な想いを持って取り組んでいます。

金額は250円／月

毎週金曜日、メンバーの誰か1人が投稿します。
なので、月4〜5記事ほどのマガジン。
それが月250円で読めちゃいます😊
（なお、単品購入も可能です！単品の場合、各メンバーが決めた値段になりますが、定期購読マガジンの特性上、マガジンよりは高い設定になります）

虹色通り｜リコ｜note

先日、Netflixで『正欲』を観て、その感想文を書いた。

さらに、次の日くらいに私は『夜明けのすべて』というドラマも観た。

PMS（月経前症候群）でイライラが抑えられなくなる藤沢さんを上白石萌音さん、パニック障害を抱えている山添くんを松村北斗くんが演じている。

こちら朝ドラの『カムカムエヴリバディ』を観ていた方なら熱くなる共演。

あの朝ドラのイメージとは全く違う2人。

いつも明るく元気なイメージの役が多い萌音ちゃん。
それが、今回、様子が違う。
ニコニコして人当たりがいいかと思えば、突如イライラが始まり、顔つきが豹変する。
その一瞬の表情。
さらに、後ろ姿でもそれを感じさせる演技力は、本当に見事で、上手かった。

PMSに苦しむ女性やパニック障害を抱えている方や周りにそういう方がいる方に観ていただきたいし、もちろん、自分も周りにもそういう人はいないという方にもぜひとも観ていただきたい作品だった。

あ、今回はこのドラマの感想を書くわけじゃあ、ないんです。

なんかねぇ、この２つのドラマを観ていたら、みんなは出来ることなのに、自分は出来ないって、やっぱり落ち込むし、かなり自己肯定感を下げちゃうよなぁって感じたんですよね。

みんな普通に人を愛して、普通に結婚をする。
だけど、人のことは愛せない。
物に対して性的欲求がある。
人と違うから自分はダメだ。

みんなは、普通に学校に行けているのに、自分は行けない。
そんな自分はダメだ。

みんなは、生理になっても普通に生活してるのに、自分は、イライラが酷すぎて普通に生活出来ない。
そんな自分はダメだ。

みんな普通に電車に乗れているのに、自分はパニックを起こして乗れなくなった。
会社にも行けなくなった。
そんな自分はダメだ。

みんな普通に仕事してるのに、自分は仕事が出来ない。
そんな自分はダメだ。

みんなが普通に出来ていることが出来ないと、自分はダメなんだって思って、自己肯定感を低くしてしまう。

みんな違ってみんないい。

わかっていてもみんなが普通に出来ていることが自分には難しくて出来ないと落ち込む。

みんな違ってみんないいって、そこじゃないでしょって思ってしまう。

『私と小鳥と鈴と』

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面（じべた）を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。

金子みすゞ『私と小鳥と鈴と』より引用

『私』は人間で、鳥ではないし、鈴でもない。
だから、飛べなくても綺麗な音色を出せなくてもよくて、違ってていいと思えるわけで。

もし仮に、自分が鳥だとしてもみんなが飛べない鳥。
例えば、ペンギンだったり、ダチョウだったり、ニワトリだったりしたら、みんなが飛べないから、あー、自分は飛べなくてもいいんだって思えるけど、自分がスズメで、周りのみんなは飛べるのに、自分だけ飛べなかったらそれが個性ですとか、それでいいだなんて思えない。

ペンギンは、海鳥なのに、飛べない。
けどみんな飛べないんだからいいじゃんって思える。
ただ、あの子らはみんな泳げる。
そんな中、自分だけ泳げなかったらダメなやつと思ってしまう。
周りの仲間たちは、冷たい水の中をスイスイ泳げるのに、自分は全然泳げないとか、冷え性で、冷たい水が苦手だったら、なんで自分はペンギンとして生まれてきたんだと思ってしまうと思うわけで。

何が言いたいかと言うと、これくらい出来て当然ですよね的なラインは、出来ていたいみたいな。


ペンギンなんだから冷たい水の中も普通に泳げよって。
自分が自分に対して思うし、周りの人もそう思っているだろうなって思って、より自分を責める。

人が人を愛するのは普通でしょ。

みんなそのくらいの痛みを耐えてるんだから我慢しなさい。
我慢が足りないんだ。

パニックになるのは、弱いから。
強くなりなさい。

仕事が出来ないのは努力が足りないから。
もっと真剣に取り組みなさい。

そんな声が外からなのか、内側からなのかわからないけど聞こえてきて、自分責めが加速する。

もっと…もっと…と…。

人には向き不向き、得手不得手がある。
それもわかっている。

数学が得意な人、国語が得意な人、スポーツが得意な人、おしゃべりが得意な人、色んな人がいる。

最近は、苦手を克服するよりも得意な物を伸ばしましょうという動きが強い傾向にあるように思う。

とはいえ、自分の強み、向いてるもの、得意なものがない場合は、辛い。
さらに不得意、不得手なものが極端に強いと、やはりそちらに意識がいきがちになるものだ。

1回聞いただけでスルッとやれる人もいれば何回も練習してようやくやれるようになる人もいる。

コツを掴むのが上手い人、下手な人。

中には、何回練習しても全然出来ない人もいる。

それは努力とか足りないとかそういうことだけではないんだと思う。

けど、出来ないことをいいとしてしまうのは、甘えとか、開き直りとか言い訳のような気がして何も言えなくなる。

だからどうしても足りなさにフォーカスしてしまう。

前回の虹色の記事で、私は来れなくなってしまった去年の新人りんなちゃんの仕事もするようになったことを書いた。

この1ヶ月、私はほぼ毎日てんてこ舞いを踊っていた。