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踊らされる者

私は踊る大捜査線が好きだ。

映画も今まで観てきた。
だから、当然『室井慎次』も観に行くつもりだ。

今仕事が忙しくて、行けないかも…という不安もなくはないけど、行く‼️絶対行きたい‼️

しかも私は先日とある場所で、ギバちゃんをお見かけして勇気を振り絞り声をかけた。

「ファンです!握手してください」
そう言って近づいた私に優しく笑って握手してくれたギバちゃん。
温かくて柔らかい手だった。

「映画、絶対観に行きます‼️」
と、私は彼に約束した。

だから、絶対に行く‼️


映画を前に、TVerでは、過去のテレビドラマシリーズを放送している。

1997年放送だからかなり昔なのに、ほぼほぼ覚えている。
昔のことって、なぜか覚えてたりするじゃない?

…つもりだったけど、細かいところはやや忘れている自分がいることに驚いた。

室井さんって、最初こんな風にちょっと小馬鹿にされてるような立場だったっけ?みたいな。

あぁ、けど、だからムキになって捜査してたのかぁとか市民のためとかより、事件解決が重要みたいな感じだったんだぁとか、思い出すというより、再認識というか、新たな発見みたいな、なんか不思議な感覚になる。

こんな感じの室井さんが、湾岸署の人たちや青島くんの影響もあって、色々変わっていったんだなぁとか。

テレビドラマシリーズでは、今では有名になっている主役級の人たちがよく出てくる。
それもまた見所でもある。

水川あさみさんもまだ幼くて、学生さん。
阿部サダヲさんもたぶんまだこの頃はそんなに有名じゃなかった。
水野美紀さんに至っては、めっちゃ初々しくて、今の水野美紀とは違〜う!って、思ってしまうほど。
もちろん、いい意味で。
スペシャルには、クドカンも出てたけど、この頃はこんなに素晴らしい脚本を書く人になるなんて思いもせず、なんか気持ち悪い犯人だなぁって思って観てた気がする。

今週の土曜日は、
『踊る大捜査線 THE MOVIE』
が放送される。

ただ、この映画は 『秋の犯罪撲滅スペシャル』を観てから観てほしいのよねぇ。

この秋のスペシャルで登場した筧利夫さん演じる新城管理官(確か管理官と思うけどこの辺はあやふや)が、嫌なやつでさぁ。
ラスト、青島くんたちに嘘をつくのよ。
「全て室井さんの指示だ」みたいな。

そんなわだかまりというか嘘も解けないまま迎えるのが、『THE MOVIE』
そこで、湾岸署で、室井さんとすれ違うシーン。

青島くんの切ない表情があるわけよ。
何か言いたげというかね。
観ているこちらは
「違う違うそうじゃ、そうじゃない」
って思うわけよ。
室井さんの指示じゃないからぁ〜って。
けど、お互いそのことに触れることもなく、というか、挨拶さえもしないまますれ違うわけ。
観てるこちらとしては、筧〜💢って腹が立ったなぁ。

だってドラマシリーズでも最終回に向けてどんどん信頼関係が生まれていってたし。
『歳末特別警戒スペシャル』の時、交番勤務になってしまった青島くんをまた湾岸署に戻すようにしたり、ピーポーくんに扮してる青島くんに話しかけたりして、何かと仲が深まって行ったのにさ。
その仲や信頼関係を崩そうとするなんて、酷い!って思った。

あの頃の新城は、ホント嫌なやつだった。
室井さんに向かって
「室井さんは東北大出身でしたっけ?」とか聞いてさ。
室井さんが東北大出身っていうコンプレックスを持ってるからこそ言う嫌味ね。

で、コーヒーを持ってる室井さんが
「そうだが…」
って答えると
「あの頃寝ずに勉強して、頑張って東大に入って良かった〜」みたいなことを言うわけよ。

で、室井さんは、注いだばかりのコーヒーの紙コップをグシャッて。

けど、ラスト青島くんが刺された後の新城管理官のセリフ。

あの官僚たちが事件は解決したーみたいな、吉田副総監が無事で良かったーみたいな感じで、捜査会議がお開きになってる時。

「兵隊は犠牲になってもいいのか‼️」って言って電話をガチャンって切る。

お?なんだ新城にも人の心はあるじゃないかって思わせたんだよねぇ。


今回の映画『室井慎次』は、室井さんが定年を前に退職して秋田で生活してるご様子。

だから、秋田での撮影。
出演者秋田県民多し。

本格的な訛り。
聞き取れることができるかな?


踊るシリーズは、過去の話が出てくることがあり、思い出させる楽しさを与えてくれる。
たまに、映画やドラマでは描かれていない事件(潜水艦事件)というものも会話の中で登場されたりして、観ているこちらに想像させる楽しさも与えてくれる。

ホント所々ツボだ。

今回は『踊る大捜査線 THE MOVIE』での犯人、キョンキョンが演じた『日向真奈美』の娘が登場する。

それが『福本莉子』ちゃん。

福本莉子さん


予告編で彼女が笑っているシーンを観たらあの時のキョンキョンの表情を一瞬で思い出させるほどの演技力に驚いた。

この表情を見てより観に行きたい‼️とも思った。

でもって、やっぱり、踊るは音響がいい‼️音楽が。

松本晃彦さん‼️

デンデンッで始まる『G-Groove』
テレッテッテテッテッテーって聴くとゾクッとする。

ティロティロンティロティロンで始まる『Moon Light』
青島くんと犯人が近づくとかかる曲なのか?
よくわかんないけど、青島くんの切ないというか、苛立ちというか、「んー!もう!」みたいな感じと相まってグッとくる。

タランタタッタタランタタの『OTOBOKE』は、スリーアミーゴスが出てきてムカつくこともあるけど、キャラのせいもあって、笑える。

曲からもゾクゾクさせられる踊るシリーズが私はやっぱり好き。


シリーズものって、その時乗り切れてなかった人たちにとったら
「今さらなぁ」って思ってしまう傾向があるように思う。

私はそうだ。

ドラマから生まれた映画なんて特にそう。
ドラマ観てなかったら映画を観に行かないし、ドラマ観ててもそこまでハマってなければ映画館まで足を運ばない。
たとえ、TVerで過去の放送をやっていたとしてもそれを観てまで観に行こうとは思えない。

だから、絶対観て‼️とは言えないけど、なんとなく暇だなぁと思ったらなんとなくTVerでドラマシリーズを観て踊ってみるのもいいかもよ😊


私が心踊っている中、息子は県を跨いで走りに行っている。

去年と一昨年は車で約3時間かけて応援に行ったけど、今年は行くのを断念した。

片道3時間かけて、帰ってくるのは夜の11時過ぎ。
明日からまた怒涛の1週間が始まるため、明日からの仕事を乗り切れるとは思えなかったので、残念ながら息子の応援には行かないし決断をした。

もうトラックを走るのはこれがラストだったかもしれないのに…。

ちょっぴり残念な気持ちを踊る大捜査線のことを考えて気分を盛り上げてみた。

よし!
この後お風呂に入って、CD TVでNumber_i見て、その後は『海のはじまり』を観てテンションあげよう‼️
あ、海のはじまりはテンション上がらなかった…。

まぁ、いいさ。

何かを楽しむ心の余裕は、まだ私にはある‼️
楽しめることがあるって、ありがたい。


最後までお読みいただきありがとうございます😊

しあわせをありがとうございます💖
うちなる平和を💕
シュカポン🐼

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