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れんかいちゃんたちに会うまでの道のり3〜Re:ERA編~

King & Princeのツアーの制作開放席が当たった私。
これでれんかいに会える❣️と、喜んだのも束の間、駐車場のデジタルチケットに手こずり、ちゃんと出来ないまま眠りについた。

その様子がこちら。


私が参戦するライブ開始時間は13時から。

高速道路が封鎖されたり、何かあった時のためを考えて、出発時間は朝7時と、早めに予定していた。

5時半に目覚ましをかけていたけど、4時半に目が覚める。

ワクワクもあったけど、それよりも駐車場のことが気になっていたんだと思う。

まだ起きるには早いからと、布団の中でもう1度駐車場のデジタルチケットを開いてみる。

『ページが開けません。アドレスが無効です』
のままだった。

と、ここでトイレに行きたくなったので、トイレへ。

すると、ものすごい下痢。

それはそれは、ものすごい下痢。

え?ってくらいの激しい下痢。

ゆるゆるどころじゃないの。
シャーッって感じの水のような下痢。

嘘でしょ…。
駐車場問題で頭抱えているってのに、ここに来て、下痢問題もついてきたの⁉️

しかも前の日から生理にもなり、血もじゃんじゃか出ている。

出血多量の心配もしなくてはならなくなった。

お腹の痛みもあり、またまた泣きたくなった。


それでも雪は降っていなかったし、路面も凍結していない。
道路状況の心配はしなくてよさそうだったからそれだけは救われた。

しばらくトイレに篭って戦った後、少し落ち着いたので、トイレから出て身支度を始める。

いつもより念入りにお化粧を。

化粧の途中でも何度かトイレへ。

やはり水のような下痢だ。

どうしよう…。

高速道路でちゃんとパーキングまで持つだろうか…。
ライブ会場でもトイレ激混みなのに、大丈夫だろうか…。

いや待て。
その前にちゃんと駐車場に停めれるか。
そこが問題だ。

とりあえず行くしかない。

この日の朝食は、パン。

ダンナと息子にパンと目玉焼きを焼き、食べさせる。

私の分のパンも焼き、賞味期限ギリのはんぺんがあったので、私ははんぺんを焼いて食べることにした。

パンを一口口に入れたけど、なかなか喉を通らない。

全然お腹が空いてなかったのに、パンを2枚も焼いてしまったことを後悔した。

前の日の夜は手羽中2本しか食べてないのに。

全然喉を通っていかない。
コーヒーでなんとか飲み込んだ。

はんぺんなら食べれるだろうと、はんぺんを口にした。
が、あんなにふわふわしてるはんぺんなのに、これもまたなかなか飲み込めなかった。
こんなにもはんぺんを食べにくいと感じたのは初めてだった。

それでもなんとか食べ終えると、出発時間の7時になってしまっていた。

「7時に出発って言ってたお母さんがまだ用意出来てないな」
と、ダンナが息子に言うと、
「お母さん、緊張して下痢になってるんだよ」
と、フォローする息子。

そんな説明お父さんにしなくていいよと思いつつまたしても私はトイレへ…。

あぁ、もうホントに無事着けるだろうか…。

娘のところに泊めてもらうお泊まりグッズと、ライブ参戦するためのうちわ、ペンラ、双眼鏡、厚底靴を持っていざ出発‼️

1番忘れてはならないのがスマホだ。
これがなければ会場にも入ることが出来ない。
何を忘れてもスマホだけは忘れてはならない‼️

何度も何度も持っていることを確かめた。

息子は
「俺の持ってる厚底シューズはこれだ」
と言ってナイキのレーシングシューズを履いていくことにした。
…厚底の意味がちょっと違う気がするが、まぁいいだろう。

速く走る必要はないけど、飛んだり跳ねたりしても膝に負担が少なくて済むだろう。

出発予定時刻より30分遅れで家を出た。
まぁ、途中何もなければ余裕で着く時間だ。

いつもは後部座席に座りイヤホンをしている息子には、助手席に座ってもらい、携帯、イヤホン禁止令を発令した。

「隣に座ってお母さんを安心させてほしい!」と。

「俺、道も知らないし、役に立たないよ」
と息子は言うけど、とにかく隣にいてもらいたかった。

近くのコンビニでお昼ご飯と飲み物を調達。

車の中ではKing & Princeのアルバム『Re:ERA』をかけながらノリノリの気分と、トイレの心配と、駐車場の不安が入り混じった状態でなんとか無事高速道路にも乗った。

晴天とまではいかなかったけれど、雪も降っていなかったし、道路に雪もない。霧もかかっていないので、その辺はすごくありがたかった。

あとは駐車場問題だ。


…あとトイレね…。

高速に乗る頃には少しお腹の痛みと下痢はおさまっていたのでこのまま落ち着いてくれることを祈った。


「お母さん…」
息子が話しかけてくる。
「家の体重計の体脂肪が変なんだよ」

ん?
今?
今体重計の話?
体脂肪?
まぁ、話を聞く。

「俺体脂肪が〇〇%でさ。次の日測ったら〇〇%に増えてて。そんなことある?」

え?
知らんがな。
体脂肪とか私の辞書にはないのよ。
体重計だって最近は乗ってないし。
見て見ぬ振りするものだから。

「筋トレ頑張ってるし、おやつも最近食べてないのに、こんなことある?」
何度も何度も聞いてくる息子。

「うーん…何でだろうね…」
適当に答える私。


数分後
「あの体重計さぁ」
「体脂肪ってさぁ」
「〇〇%ってありえないんだけど」

ずっと体脂肪の話をしてくる。

え?
お母さんを和まそうとしてるの?

高速道路の運転の緊張と、ライブに向かう緊張。
そして駐車場問題で頭を抱えている母のために、和まそうとして、あえて全く違う会話をしてくれているのかい?

いや、うちの息子はそんなことはしない。
したとしてもそういう時は、あえてですよ的な感じをもろもろ出してくるタイプだ。

これは、ただの筋肉バカの話。
体脂肪バカの話だ。

そうこうしているうちに、またお腹の痛みがやってきた。

高速道路に乗った時によく寄るパーキングで休憩するつもりでいたけど、それよりもっと手前のパーキングでトイレ休憩をすることにした。


ここでもまた水のような下痢。
だけど、もう出るものがない感じ。
(って、何度も下痢の話をしてすんません)


トイレから出て再度駐車場のアプリを表示してみたけど、まだ
『ページが開けません。アドレスが無効です』
のまま。

はぁ…😔

友だちからも心配メールが来た。

なぜか無効になってるよと、知らせる。

友だちからやり方を伝授してもらったけど、それでも無効のまま。

そんなやり取りをしてる側でまたもや息子は体脂肪やら体重計の話をしてくる。

もう!
知らないってば‼️
運転中はなんとか聞くけど、今は駐車場問題を解決しようとしてるんだから、そこに体重計がどーのこーのとかいらんから!
筋肉バカじゃなくて、こいつはただのバカだ!
と、我が息子を思いながら
「今はそれどころじゃないから」
と話をさえぎる。

とりあえず、友だちには
「向かうだけ向かう」
と、返信して再び高速を走り出した。


友だちからは、息子くんに色々操作してもらいなとか言ってきたけど、息子も携帯の操作とかに詳しくないし、ましてや駐車場のこと。
わかるはずもない。
息子が操作してて、私が運転中に色々聞かれても私も迷うし、考えてると運転が注意散漫になってしまって怖いので、息子にはそのまま助手席にいて体脂肪の話をさせ、そのパーキングに置いてあった高速道路の地図みたいな本を息子に託した。

駐車場問題より、息子にはどこどこの次にジャンクションが出てきて、どこどこの次が降りるインターというのを言ってもらいたかった。

標識を見ながら
「今ここだね」
「次は〇〇って出てくるね」
「あ、あったあった」

高速道路の地図を手に入れたことで安心感が増した。

これなら時々体脂肪や体重計の話をされても大丈夫だ。

インターを降りたら会場はすぐなので、その前にもう1度パーキングに寄ることにした。

時刻は10時半ちょっと前。
予定より少し遅くなったけど、13時までにはかなり余裕がある。

そこでまたトイレ。

下痢の症状はだいぶおさまっていた。

良かった。

トイレの一角のお化粧するところに目をやると、ヘアアイロンを使ったりお化粧直しをしてる人がいた。
服装もこれからライブに行きます!って感じで、何となく廉くん担かな?って感じの人。
(黒着てたりタートルネックを着てるのは大抵廉くん担だったりする)

いっそのことこの人についていけば何とかなるかも…と思ったけど、話しかける勇気もなかったのでその場を後にした。


そのパーキングの車の中で再度駐車場のアプリを開いてみた。

すると、さっきまで出ていた
『ページが開けません。アドレスが無効です』
の文字は消え、開けた‼️

しかもなぜか
1枚と2枚と、2つのチケットがある!

え?どーゆこと⁉️
私駐車場、何枚買ったの⁉️

けど、もういい‼️

これがあれば駐車場に停められる‼️

良かった‼️
助かった‼️

神様、仏様ありがとう〜😭

ずっと心配してくれていた友だちや娘にも
「よくわかんないけど、開けたよ」
と伝える。

肝心なのは、ここでこのデジタルチケットをポチッとしてしまうと、使用したことになるので、押してはいけないということ。

もうホント怖いんだけど。

とりあえず、ポチッと押さずにスマホを閉じて、会場に向かって出発。


ここからは携帯のナビを発動。


あー、良かった。
駐車場問題解決‼️
下痢問題も今のところ大丈夫そうだ。

良かった良かった。

よし。
あとは会場に入る時にちゃんとチケットが発券されれば問題なし‼️


あぁ。
どんどんどんどんれんかいちゃんたちに近づいていく💖

会えるよ。
もうすぐ会える。

ワクワク💓
ドキドキ💓

ずっとリピートしていたキンプリのアルバム曲もここにきてようやく耳にすんなり入ってくるようになった。

振り付けまでしたりなんかしてぇ〜♪
ノリノリ♪
ノリノリららみぃ♪

めっちゃご機嫌になる。

おっと危ない。
ここで油断して事故ったらたまったもんじゃない。

細心の注意をしながら会場に向かう。


11時ちょっと前に会場着いた。

駐車場もまだそれほど混んでもいない。

駐車場係のお兄さんにデジタルチケットを見せる。

「ん?1枚と2枚?」
お兄さんに不思議そうな顔をされる。

「私も不思議なんですが、なぜか2枚もあります」
と見せると
「1枚ですよね?」
と、1枚の方をポチッとしてくれて、車を停めることが出来た。


やったぁ〜🙌
良かった。
本当に良かった。

会場の外にはデコトラのようなツアートラック(名前がわからない)があるし、グッズが買えるかもしれないので、そちらに行くことにした。

こういうデコトラツアートラック
裏から見たデコトラツアートラック


このトラックのビジュを見ただけでも泣けてきた。

イケメンすぎるって。
会えて嬉しすぎるって。
ここまで来れて本当によかったって。


前回のツアーの時はグッズを買う時にもデジタルチケットが必要で、時間指定があったけど、今回はそういうものはなく、好きに入れるとのこと。

良かった。

息子と入り、今回のツアーのペンライトと廉くんと海人くんのうちわ、それと私は初めてアクスタというものを買った。

ペンも立てられるアクリルペンスタンド


グッズ売り場には、息子の同級生のお姉ちゃんで、私と同じ海人担の舞ちゃん(仮名)らしき後ろ姿があった。

遠かったので話しかけることはできなかったのでLINEをすると本人だった。

私がグッズを買い終わる頃には舞ちゃんはもう外に出てしまったけど、外に出て少ししたら舞ちゃんがいたので、少し話をすることが出来た。

舞ちゃんは、ツアー限定バージョンのCDの予約をしたという。

私も買おうか迷ったけど、もうすでにそのCDは予約していたし、もう色々手続きするのは疲れたので、悩んだ挙句断念した。

さらに、現地(ツアー会場)で、専用のQRコードを読むと、海人くんが描いたイラストが写メの中に現れるというやつがあったんだけど、疲れていたのでそれも取り入れることをやめた。
そして舞ちゃんに
「ごめん。私の分写メ撮って送ってちょうだい」
と言って写真を頼んだ。

それがこちら。

屋根の上にいるのが海人くんが描いたキャラ


舞ちゃん撮影


駐車場にも停められて、デコトラツアートラックの写真も撮れてグッズも買えたのでかなり安心。

一度車に戻り、お昼ご飯を食べることにした。

あー、やっぱり車で来れて良かった。
駐車場に停めれて良かった。
車じゃなかったら真冬の寒空の下お弁当を食べなきゃいけなかった。
荷物いっぱい抱えてなきゃいけなかった。

ホント良かった。

車の中で買ってきたサラダ巻きを食べ始めるけど、またしてもなかなか喉を通らず、2個食べてあとは残した。

時刻は12時。

いよいよ会場入りだ。

またしても緊張してきた。

靴を厚底に履き替え、バッグを推し活用バッグに替え、グッズを手に持ち、いざ会場へ。


またまた長くなったので、続きはまた今度。


最後までお読みいただきありがとうございます😊

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