【Vol.7】 マネタイズの方法|プロモーター道場
ここまでニーズ探しと、そのニーズを満たすことができる講師の探し方を説明してきました。
このnoteでは「どのように収益化するのか」説明していきます。
<理解が深まるように、前の記事から読んでください>
【Vol.1】から読んでください→『プロモートビジネス【完全解説】』
それでは、本編に入っていきます!
◾️プロモートビジネスを行う意義
その前に「プロモートビジネスを行う意義」について説明します。
私は今まで、スクール事業、オンラインマーケティング、飲食店や、トレーニング、ダンススタジオ等、様々な事業を行ってきました。
その中でも、一番、この「プロモートビジネス」を夢中で行っています。
なぜこれだけ夢中になっているのか、一度自分を内観してみました。
そして、ココに行きつきました。
「教育」で世の中の情報格差をなくす。
例えば、
今、2017年に「WEBマーケティングのオンラインスクール」を立ち上げました。毎月、様々なジャンルのエキスパートを入れ替わり立ち替わり講師としてお呼びして運営してきました。
デジタルが加速して、地方の企業、都市部の企業、関係なくデジタル上という同じ土俵で戦う時代になりました。
しかし、まだまだ都市部と地方ではWEBマーケティングの情報格差があるんですよね。
その情報格差を埋めたい!と言う思いで、WEBマーケティングのオンラインスクールを行っています。
これはマーケティングに限った話ではなくて、あらゆる業界で情報格差があります。
例えば、健康に関する「情報」も、
身近にある「情報」を国をまたいで違う国に持っていったとしたら、もしかしたら、その「情報」知ってるだけで予防ができた病気もあるかもしれませんし、失わなかった命もあるかもしれません。
美容に関する「情報」も、
その「情報」を知ってるだけで綺麗になれて自信を持てた人生もたくさんあるかもしれません。
他にも、副業の時代になりましたが、勤めている企業が「副業オッケーだよ」と言ったとところで、何から始めたらいいのかわからないという方がほとんどだと思います。
選択の自由がある割に、選択肢が意外と少ないと思うんですよね。
そこに、新しい副業の選択肢を広めていくと、 その情報知ってるだけでもっと活躍できる人生もたくさんあると思います。
まだまだ国と国、都市部と地方、あらゆる業界で情報格差だらけなので、そういった情報格差をなくしていくというのがプロモートビジネスをやる大きな意義だと思っています。
「教育」で世の中の情報格差をなくす。
なかなか、格好良くないですか?😊
ボランティアではなく、ビジネスとして。
さまざまな業界の情報格差をなくして、世の中のお役に立ちながら報酬を得ていく。
今のご時世、特に目を背けてはいけないところは「収益を上げる」という点です。ココからは、収益を上げる方法について説明していきます。
◾️収益を上げる方法
2ステップでの販売構造
収益を上げるために、セミナーを行った後に参加者に提案する「収益商品」をつくります。バックエンドと呼ばれます。
ここからマーケティングの基本的なことも触れておきます。
またバックエンドを作るのが苦手という方向けてには、シンプルに作るための「考え方」と「作成事例」を紹介しますね。
まず、基本的な言葉について説明しておきます。
「フロントエンド」と「バックエンド」という言葉があります。
フロントエンドとは「集客するための商品」のことです。バックエンドとは「収益をあげるための商品」のことです。目的ごとに商品を分けるという考え方です。
例を挙げると、化粧品とかサプリメントがわかりやすいですが、テレビCMでも「お試しセット」を販売します。
特別料金でリスクなく申し込めるようになっています。その後に商品を試してみて自分に合っていたら定期購入を申し込みするという流れです。この場合お試しセットはフロントエンド、定期購入はバックエンドです。
居酒屋の場合、お昼のランチはフロントエンド、夜の飲み会がバックエンドです。
学習塾などでも、まずは体験会があります。
体験をしてみて自分に合いそうかなと思ったら本契約になります。これもフロントエンドとバックエンドに別れていますね。
ジャパネットタカタさんもそうです。
テレビショッピングを見て「なぜ、こんなに安いんだろう」と思うかもしれませんが、購入した後にカタログが届きます。
そのカタログは他の量販店とそれほど金額変わらないんですよね。なのでテレビショッピングはフロントエンド、その後に届くカタログはバックエンドという考え方ができます。
いきなりお客さんは高額な商品を申し込みしないので、このように、フロントエンドとバックエンドの2ステップに分けていくという考え方です。
プロモートビジネスでも同じです。
まずはフロントエンドとして講師のセミナーに来てもらいます。
その後にバックエンドとして講師の連続講座やコンサルティングなどを販売していきます。
フロントエンドとバックエンドよくある間違い
フロントエンドとフロントエンドの考え方で、よく勘違いしている人がいます。
例えば、安価なセミナーを行なって、いつかそのうち高単価のサービスを提供しよう。という順番で考える方がいます。
これは間違っています。
まずは、バックエンドから作ります。
お客さんを理想の状態に導くことができるサービスです。
そしてそのサービスのお試しができる場としてフロントエンドのセミナーを行います。
体験価値の高いものを持ってくるいう順番で考えるとうまくいきます。
(本来、フロントエンドは、体験・デモンストレーションのためですからね。)
ここで、カンタンな考え方を紹介します。
フロントエンドは「WHAT」、バックエンドは「HOW」で考えてみてください。
講師の講座を販売するとしても、フロントエンドのお試しセミナーでは60分とか90分ぐらいと時間が限られています。
その時間内にワークもしながら全て提供するというのは時間的に無理があります。なのでフロントエンドでは全体像とか重要なポイントの「WHAT」の内容を参加者に徹底的に伝えます。
そしてフロントエンドのセミナーに100人が参加したとすると、そのうち15人〜20人ぐらいは講師にもっと教えてもらいたい、サポートを受けながら挑戦してみたい。という方がいるので、その方々に向けて「HOW」の商品を提案する。という流れで考えます。
フロントエンドは「WHAT」、バックエンドは「HOW」と分けて考えると、とてもシンプルに商品設計ができます。
これは覚えておいてください😊
◾️バックエンド(HOW)商品の作り方
では、どのように「HOW」の商品を作ればいいのか、6つ紹介します。
①「合宿」の販売
ホテルとか研修所などで泊まりがけで合宿を行います。
忙しい講師の場合、スクール販売等はスケジュールが合わない場合があります。その場合、「土日の2日間だけ開けてください」お願いをしてワークを中心として合宿を企画します。
②「スクール」の販売
講師のスケジュールが合うのであれば、スクールを開校させてもらいます。
4か月とか6ヶ月間コースのスクール形式てサポートしていきます。
生徒にやってもらった上でサポートしていくっていうのが、一番生徒の成長にもつながりやすいので、スクールはおすすめです。
また販売単価を上げやすいです。
③グループコンサルティングの販売
さらに、忙しい講師の場合には「3時間だけ」時間くださいと開けてもらって、グループコンサルティングを販売させてもらいます。
マンツーマンのコンサルではなくて、1対複数人のコンサルティングを販売します。講師の限られた時間の中でも、複数人にサポートが可能です。
④講師と時間を共にするツアー販売
今、世の中がデジタルに向いてるからこそ、あえて逆張りです。
アナログに向いていきます。例えば、生徒と講師で旅行に行きます。
例を挙げると、私の知人にECサイトのコンサルタントがいるんですが「タイに行く経営者向けのツアー」を販売しています。
タイに行くんですけど、現地でプチセミナーをやったり、現地で仕入れ先メーカーを一緒に回って契約して帰ってくる。というツアーです。空いた時間に遊ぶことができます。
非常に人気のツアーで毎回パンパン申し込みが入っています。
講師と時間をともにできるというのは、非常に体験価値が高いのでおすすめです。
⑤サブスクリプションサービスの販売
毎月、決められた金額をいただけるサブスクリプションサービスも講師とともに作れたらいいですね。翌月、翌々月の売り上げが確定した状態でビジネスができるので、心が非常に平和になります。
⑥「自身の本命商品」の販売
他の5つとはm違うことを書いているように思うかもしれません。
講師の商品ではなく、「自身の本命商品」を販売します。
どういうことかというと、昔からサプリメントとか健康食品を売ってる会社ってセミナーとか勉強会よくやってますよね。
他にも投資商品を販売している会社や、銀行もよく勉強会をやってます。
なぜ、開催しているか?というと、勉強会に集まった方に自社商品を提案する為です。
これも私の知人の例なんですが、資産運用の商品を販売している社長がいて、昔、堀江貴文さんの講演会を開催しました。
そこで何百人も経営者が集まって、堀江貴文さんが喋った後に、その社長が登壇して、資産運用についての講演をしました。
これわかりますか?
お客さんを集めることも出来て、さらにダブル登壇してブランディングも成功しているんです。
誤解が生まれる言葉ですが、あえて伝わるようにこのような言い方をしますが、講師を「客寄せパンダ(※)」の役割としてイベントに呼んで、自社の本命商品を販売します。
(※)伝わりやすいように、あえてこのように表現していますm(_ _)m
このような切り口でプロモートビジネスを捉えると、集客の入り口が作りたい放題になります。
今商品サービスをお持ちの方はぜひ挑戦してみてください😊
◾️段階的収益構造
(※ココから下の数字の部分は、テキストで読むとわかりにくいかもしれません。その場合は飛ばしてもらってOKです。必要な時に見返してください😊✨)
ここまでバックエンドの作り方について説明してきましたが、もう少しだけマーケティングの基本的な話をしていきます。
「マーケティングファネル」という考え方があります。
お客さんに必要なタイミングで必要な提案をしていく。ということが重要になります。
横軸が人数で、下に行くにつれてお客さんとの関係ちが深まっていきます。
例えば、SNS等で知ってもらう、次に無料コンテンツなどプレゼントをし、次にフロントエンドのセミナー行い、参加いただいた方にバックエンドの提案をする。
下に行くにつれて、人数は減っていくので逆三角形の形になっていきます
これが漏斗の形に似ています。漏斗のことを英語でファネルと呼びますが、そこから「マーケティングファネル」と呼ばれています。
マーケティングファネルを理解した上で、プロモートビジネスの収益構造について説明していきます。
例えば、ZOOMで行うオンラインセミナーに参加費6,000円で50人集客したとします。そして、講師へのお支払いは売り上げの30%お支払いします。
これを例に上げていきますね。
それでは、収益構造について説明します。参加料6000円で50人集客したので、30万円の売り上げになります。
その上で「営業経費」がかかっていきます。ZOOMで開催したので会場費はゼロです。広告費とは紹介費いきなりかけなくていいです。
販促物制作費として、イベント募集バナーの制作だけ依頼したとします。ココナラとかで1万円で発注したとします。
そして、講師に売上30%の9万円をお支払いしました。
そしたら、売上総損益、粗利と言われますが20万円残ります。利益率67%になります。
他の経費としては、オフィスを借りる必要にないので家賃も初めは不要です。人件費もかけません。なので「一般経費」省きます。ほぼ利益ですね。
店舗ビジネスとか、物販とか「利益率10パーセントとか切る」という業界もありますから、こういう無形コンテンツの場合利益率が高いので、非常にオススメです。
そしてこの数字は先程のマーケティングファネルでいうと、フロントエンドのところです。
フロントエンドセミナーに参加いただいた方にバックエンドを提供していくと、どのような利益になっていくのか解説します。
段階的収益構造の例
バックエンドとして、4ヶ月間のスクールを30万円で販売したとします。
フロントエンドセミナーに参加した方が、バックエンドを購入する割合は平均すると20%ぐらいです。講師によっては30%、40%、それ以上の方もいますが、ここでは20%で計算します。
50人がフロントエンドのセミナーに参加すると、そのうち10人がバックエンドに申し込みしてくれるという考えられます。すると、30万円×10人で売上300万円。講師への売上30%をお支払いして粗利で210万円となります。
その他、ミドルエンドと呼ばれますが、少し安価な別商品を追加します。
4ヶ月間のスクールに入るまではないけど、今の状況で講師に相談したいという方がいます。その方向けにグループコンサルティングを5万円で販売して15人が申込してくれたとします。
5万円×15人=売上75万円。講師への売上30%をお支払いして粗利で52.5万円が上がります。
このように、フロントエンドセミナーだけで終わると20万円の粗利だったのが、マーケティングファネルを組み、スムーズにお客さんに提案していくことで、合計の粗利が大きくなります。
一回のフロントエンドセミナーから生まれる数字が282.5万円です。
成約率や、バックエンドの単価によっては、一回のフロントエンドセミナーから1,000万円を超えることは珍しくありません。
さらに、月に2回とか3回とか、開催する回数を重ねていくとこの利益が倍々になっていきます。
やはり、ビジネスは利益率が高いやり方をするのがいいですね。
【次回記事】
次のnoteでは「【Vol.8】 ビジネスを仕組み化して、自由な時間を手に入れる」について書いていきます。
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