第5話 何度もあじわう天国と地獄
サロン経営は絶好調で、楽しい人生になりかけていた矢先、息子が学校の体育の授業中に倒れ、死にかけたのです。
虫の知らせか、その時に限って仕事が早く終わり、息子を迎えに行った私。
そのまま車に乗せて帰るとき、息子の様子がなんか変で、これはおかしいと思い、クリニックに連れて行ったところ、「うちでは見れない。すぐ大きな病院に連れて行くように。」と言われ、頭が真っ白になり思考が停止状態に。
この時、息子は生きるか死ぬかの瀬戸際にいたのです。
総合病院で診察してもらったところ、“解離