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#63. 夢に見たロンドン旅行 -4. ロンドンの代表的な建築物を見物する
ロンドン公式日程3日目です。
今日は、ウェストミンスター寺院、バッキンガム宮殿、トラファルガー広場、ナショナル・ギャラリー、ビッグ・ベンを訪れる予定です!
ロンドンの最も有名な観光地を巡る一日になりそうですね!
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今日も早朝から出発しました。ファリンドン駅では、多くの人々が通勤のために移動していました。
駅へ向かう途中、朝食をとるために目についたカフェに入ってみました。店の名前は「Buffet Bar」でしたが、最初はどのような店なのかよく分かりませんでした。
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店内では、お年を召した店員さんたちが、サンドイッチチェーン「サブウェイ」のようなカウンターの中で活気よく注文を受けていました。
メニューは、サンドイッチやハンバーガー、ブランチメニューなど、さまざまな組み合わせを楽しめるスタイルでした。
パンはベーグル、バンズ、フラットブレッドなどから選び、その中にソーセージ、卵、ベーコン、野菜などの具材を入れる仕組みです。まるでサブウェイの注文方法とよく似ていますね!
初めての訪問だったので、注文の仕方がよく分からず(しかもメニューがよく見えなかった…)、前の人と同じものを頼んでみました。
ふわふわのモーニングブレッドに、イギリス特有のハムソーセージを挟み、ケチャップとマスタードを塗ったシンプルなサンドイッチでしたが、思った以上に美味しかったです。
ベーグルには、モッツァレラチーズとトマトを挟んでみました。
アメリカンスタイルのカジュアルなダイナーのような雰囲気の中、出勤前に朝食をテイクアウトするイギリスの人々や、忙しそうに行き交う人々を眺めながら、美味しく朝食を楽しみました。
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お腹いっぱいになり、地下鉄に乗って移動してみます。 イギリスの地下鉄は同じプラットホームに様々な列車が来るので、グーグルマップをしっかり見なければなりません。
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ウェストミンスター寺院に到着しました。
事前にオンラインで入場券を購入していたため、早朝に到着したこともあり、すぐに入場することができました。
建物の外観からして、非常に精巧な彫刻が施されており、圧倒されました。
この寺院は王室の主要な行事が行われる場所であり、また、イギリスの王や偉人たちが埋葬されている場所でもあるそうです。
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内部のデザインも圧巻です。
非常に高い天井と巨大な柱を見上げると、その荘厳さを強く感じました。
実際に金箔が施されているのかは分かりませんが、象牙色の石材と金色の装飾が重厚で豪華な雰囲気を醸し出していました。
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赤い照明が置かれた座席もありました。
オーディオガイドを利用しなかったため、正確にどのような場所なのかは分かりませんでしたが、
おそらく重要な人物たちが座り、さまざまな式典を執り行った場所なのではないでしょうか?
また、多くの偉人たちの墓碑や棺が安置されている場所でもありました。
さらに、裏庭のような美しい庭園も整備されていました。
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イギリスを代表する花は「スイセン」だそうですね!
そのスイセンが美しく咲いていました。
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ウェストミンスター寺院を見学した後、バッキンガム宮殿へ向かいました。
徒歩で約10分ほどの距離にあり、すぐに到着しました。
バッキンガム宮殿の観光では、衛兵交代式が最も人気のようですが、
特に興味がなかったため、わざわざ時間を合わせて見ることはしませんでした。
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バッキンガム宮殿は外観を少し見学した後、ナショナル・ギャラリーの方へ向かいました。
本当はハイド・パークにも行きたかったのですが、時間がなかったため、
バッキンガム宮殿に隣接するグリーン・パークを通り、イギリスの公園の雰囲気を楽しむことにしました。
公園には可愛らしいカモやガチョウ、ハト、ペリカン、そして白鳥が自由に遊んでいました。
イギリスでは、白鳥は王室を象徴する鳥だそうです。
すべての白鳥の個体数は管理されており、白鳥を捕まえたり傷つけたりすると処罰されることもあるそうです。
(ちなみに、ロンドン塔ではカラスが同じように管理されているそうです。
「カラスがいなくなるとロンドン塔が崩れる」という言い伝えがあり、それを守るためだとか。)
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昼食はトラファルガー広場近くのピザ屋さんにしました。
かなり有名なレストランのようで、美味しいナポリ風ピザが比較的リーズナブルな価格で提供されていました。
ロンドンで驚いたのは、一人一枚ピザを注文するのが普通だということでした。
私たちは午前中にパンを食べていたので、ピザ一枚を二人でシェアしました。
特に頼まなくても、半分ずつそれぞれの皿に分けて出してくれるのがとても良かったです。
ピザは本当に美味しかったです!
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ナショナル・ギャラリーに到着しました。
世界的に有名な画家たちの作品が所蔵されている美術館です。
その中でも特に有名なのはゴッホの作品ですね!
代表作である「ひまわり」を実際に鑑賞することができました。
残念ながら、他の作品の多くは別の展示のために貸し出されていましたが、
それ以外にもさまざまな画家による素晴らしい静物画、肖像画、風景画を楽しみながら、
当時のイギリスの様子を想像することができました。
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素晴らしい作品を鑑賞した後、いよいよビッグ・ベンへ向かいます。
ロンドンには2階建てバスが本当に多いですね!
実は、ソウルにも最近2階建てバスが増えてきたので、以前ほど新鮮には感じなくなりましたが、
それでも赤い2階建てバスを見ると、「本当にロンドンに来たんだな」と実感が湧いてきます。
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先ほどは見かけなかった近衛兵がいます!
YouTubeのショート動画でよく見たことがあります。
馬に対して失礼な態度を取ったり触れたりすると、近衛兵が厳しく叱る映像です。
一方で、身体の不自由な方やお年寄りが慎重に馬に近づくと、馬が先に気付き、
優しく頭を寄せる姿もよく見ました。
この近衛兵も勤務中なので、見世物のように扱いたくはなく、
写真を一枚だけ素早く撮って、すぐにその場を後にしました。
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ついにビッグ・ベンが見えてきました!
数年前に訪れたときは工事中だったため、その美しい姿をしっかり見ることができませんでしたが、
今は立派な姿でそびえ立っているのを見て嬉しくなりました。
国会議事堂として使われている建物とともに、堂々たる雰囲気を醸し出しています。
ちょうど天気も「いかにもイギリスらしい」どんよりとした空模様に変わり、
より一層ロンドンの雰囲気を感じることができました。
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観光を終え、夕食を食べに向かいました。
今回は、イギリスでぜひ食べてみたかった「フィッシュ&チップス」です。
これは韓国でも給食のメニューとしてよく出る「白身魚フライ」に少し似ていますね。
大きなタラを揚げ、特製のビネガーソースと塩を振りかけて食べます。
付け合わせには必ずポテトがついてきます。
不足しがちな炭水化物を補い、満腹感を得るための工夫なのかもしれません。
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食事を終えて宿泊先に戻りました。
たくさん歩いたので足がとても痛かったですが、とても楽しい一日でした。
夜遅く、少し名残惜しい気持ちで近くのパブへ向かう途中、なんとキツネを発見!
都会のど真ん中で、典型的な赤毛のキツネを見られるなんて、とても驚きましたし、
とても楽しく、不思議な体験でした。
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こうして、ロンドンでの3日目のスケジュールを無事に終えました!
次の記事では、彼氏の憧れであるマンチェスター・ユナイテッドのスタジアムツアーについて書いていきたいと思います :)