もめごとを解決するには台風の目になること
ようやく解決できた。相続問題。
きょうだいと言えども
それぞれが家族を持つと価値観も生きかたも変わってくる。意思疎通が容易にはいかない。分かり合えずにカッカ、イライラしているみんな。
そんななか一緒になってプンスカしないで落ちつけたのは、日頃の瞑想やヨガのおかげ。
感情にふりまわされない私でいられた。
周りは台風で大荒れだけど、私だけ台風の目。
青空の下でそよ風をあびて、小鳥のさえずりも聴こえて。(ってわけないけれど)
結局、常にフラットに眺めていた私の意見で解決できたし。一人台風の目になるのはおすすめ。
5分でいいのでテレビを消して。
規則的なリズムで呼吸に集中。
目をつむり、外の音に集中。
不思議とざわざわ、いらいらした気持ちが消えます。
クリアになった頭の中に新たな考えも浮かびます。
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前提として、人の考えや言動は絶対に変えられない。
と理解したうえで自分が伝えたいことを言うのなら、
愛をもって伝える。
どういうこと?マザーテレサ?
相手の言い分に
「でも」
と反論するより、
「ありがとう。あなたの気持ちを聞かせてくれて」
↑ あくまで気持ちとして。口に出しては言いませんよ。
「私は、私が」
と主張するより、
「ごめんなさい。私の意見を言わせてもらうよ」
(あくまで気持ちだけ)
感情の渦に飲みこまれていたらこの余裕は生まれない。
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そして、今回のもめごとから得た教訓は、
葬式代以外は遺すべからず。
貯金は生きているうちに使い切りましょう。
葬式代プラスα(病院や法要などの支払いていど)は心遣いとして残してあげて。
そうそう、四十九日にはみんなお疲れ様!の意味を込めて豪華ホテルでお食事を楽しんでね。なんて気持ちも残しておきたい。
投資やゴルフ場の会員権もろもろも早めに解約して使っちゃおう。
うちの両親は同時にそれぞれが病院と施設暮らしになってしまって。お金を使うこともなくなってしまった。
元気なうちにもっと好きなように使っとけばよかったのになと残念に思う。
残りの人生で使いきれないほどの貯金は必要ない。
ちまちま貯めずに今から好きなことをしましょ。
うちの場合は、娘が自由に勝手なことを言いそうだから、お兄ちゃんが困らないよう手を打っておかなくちゃ。
「うちの親って貯金が全然ないやん」
亡き後に子どもらに笑われるかもしれないけど、揉めるより笑い話ですんだほうがいいに決まってる。