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我が家のメソッド「しゃあないやん」

母の口ぐせは「しゃあないやん」
私も子育て中、我が子には「しゃあないやん」しか言ってなかった気がする。これでよかったのか?

母が病にたおれ、弟夫婦の世話になる父。2人とうまく意思疎通できずに嘆き、悲しむ父にも「しゃあないやん」と言ってしまった私。

もちろん弟たちも気は使ってくれている。でも母じゃないんだもん。「お父さんが一番」じゃないんだもん。
だけど、父にいろいろきついこと言うより「しゃあないやん」のひとことしか出てこなかった。これも優しさ?

その後、とあるセミナーでブッダの考えのベースがそもそもこの世は「しゃあないやん」からきていると知った。

あー、母はブッダだったのか?!いや、一般的な大阪のおばちゃんの口ぐせよね。

影響をうけた私も半分くらいはブッダ脳になったかも。

生きていると、苦しいし、思いどおりにならない。嫌なやつもいるし、お金も貯まらない。

もうそれはみんなそうだから、しゃあなくない?しゃあないもんやから、世の中は。


一見、冷たいような「しゃあないやん」

それはそう。百も承知。わかっている。
だけど自分で自分に言い聞かせるとつらいのよ。寂しくなるのよ。

だけど、人に言ってもらうと心に寄り添う優しいことばになる。「しゃあないやん」は人を救う。前をむかせてくれる。心を強くする。知らんけど。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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ゆりのゆき@身体と心を整えます
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