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2009年ハイドパークのブルース・スプリングスティーン(後日譚)〜アーカイブからの再掲
(承前)
長々と書いていた、2009年のスプリングスティーン、ロンドン・ハイドパーク公演への参戦記ですが、後日譚もあります。このコンサートは映像化され、「London Calling」というタイトルでDVDとなって発売されました。
映像は、YouTubeにもアップされていて、記事に貼ったリンクはそこからの映像です。このDVDを大いに楽しんだのは当然ですが、“Promised Land“の映像には、私が映り込んでいました。
結果、我が家に遊びに来る人は、この映像を強制的に見せられる羽目になるのです。
コンサートの1年後、ブログに書いた文章は下記のようなものでした。
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Bruce Springsteen 「London Calling: Live In Hyde Park」が到着し、噛み締めながら観ました。
一年前のブログでお伝えした通り、僕はこの場にいました。敢えてもう一度、「あそこにいたんですよ!」と言いたい。あの、5万人近い人の海の、しかも一番前に。
すみません、自己満足です。でも、この映像を観て、あらためて人の波を確認して、頑張った自分を褒めてやりたいし、そして頑張ったかいがあった一夜だった事を確認したのでした。
映像で観て、あらためて思ったのですが、Badlands~Nights~She's The Oneの、たたみかける感じがやっぱり凄い。後は、Hyde Parkが一つになった、Out In The Street。Springsteenの重さを感じさせた、中盤のSeeds~J99~Trapped.。
最初のフィナーレとなる、Lonesome Day~The Rising~Born To Run。マジ? と思わせた、アンコールのRosie。徐々に暗くなるロンドンの空に向かって歌うJunglelandの素晴らしさ、そして幸せな家路へと導いた、Dancing In The Dark。
あの瞬間瞬間がDVDで再現されるという幸せに僕は浸る事ができました。あの暑かったハイド・パーク、朝のゲート前の雰囲気、会場で会った人たち、家路に帰る時の気分も含め、全てがこのDVDを観ながら頭の中に再現されました。
でも、そんな幸運も、スプリングスティーンの事が大好きな仲間の後押しがあったからこそ、できた事だと思います。(注:当時のネット上で、何人かのファンの方と交流がありました)皆さんの思いがなければ、47歳の肉体でハイド・パークのフロント・ローという無謀な事は出来なかったと思うのです。皆様、元気を頂きありがとうございました!
最後に、「ウォーリーを探せ」ですが、Promised Landの時にしっかり映っています。よーく観ないと分かりませんが(でも、日本人のような顔は私しかいないと思います)。「あんな幸せそうな顔してたんだなぁ」と自分で思ったのでした
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2009年11月、このツアーは終了し、スプリングスティーンは充電期間に入ります。ここまで、2009年のことを掘り返しましたので、その後について、引き続き記録したいと思います
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