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有楽町の交通会館でビックリ!〜“お役所仕事“ではないと思うが

有楽町に東京交通会館という建物がある。最上階の13階には円形のレストランがあり、かつてこのレストランは、ゆっくりと回転し周囲の景色を見ながら食事ができた。私は行ったことはないが。今は、東京会館が運営しており、2年ほど前の改修後は回転は止まった。周りの建物が高くなり、回転する意味がなくなったのだろう。

地下にはカジュアルな飲食店が並び、私も昼時にしばしば利用する。食後は1階の三省堂書店をチェックするのがルーティーンである。

先日、地下の「べにづる」で典型的なサラリーマン・ランチを済ませて、上階に上がろうとすると、階段に列ができている。

最後尾に立った女性の持つプラカードには、「パスポート申請 最後尾」と書かれている。建物の2階にはパスポートセンターがある。つまり、2階の窓口から地下まで行列が続いているようだ。私も更新のために訪れたことがあるが、行列した記憶はない。

コロナ禍が落ち着き、海外旅行に行こうとする人が増加しているのだろう。それにしても、これほどとは。

数日後、5月17日の朝日新聞に「パスポート申請に長蛇の列」という記事が掲載されていた。都庁のパスポートセンターも混雑、日によっては4−5時間待ちになっているとの報である。

映画「生きるーLiving」について書いた際、“お役所仕事“に言及した。パスポートの申請が、“お役所仕事“というつもりはない。

今年の3月からは、パスポートの更新はオンラインでできるようになったようで、更新の場合は長蛇の列に並ぶ必要はない。改善はしているのだ。

それでも、まだまだ効率化できることはあるのではないか。例えば、申請の際に貼る収入印紙。キャッシュレスの時代に、いつまで印紙などというものを使い続けるのだろうか? マイナンバーカード取得者は、もっと簡単に手続きができるのでは? などなど。

探せば他にも効率化の余地はあるだろう。そのうち、申請もオンラインで可能になるとは思うのだが。

昨日(5月22日)、「ジャポネ」でランチを食べた後、交通会館によってみたが、やはり同様の行列だった。

コロナ禍が落ち着いたら、今度は長蛇の行列。なんだかなぁ、である


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