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PKを“ミス”したイングランド監督サウスゲイトのその後〜「ピザハット」のCM

昨日書いた、1996年のEUROでの敗退、サウスゲイト(現イングランド監督)によるPK戦における失敗、“ミス”ーMissーは、やはり今回のドイツ戦に繋げて記される。

英Times紙、Matt Dickinsonの記事の見出しは、“ガレス・サウスゲイト、大胆になれ! そうすれば選手達も同様となる。過去を葬り去る時が来た”、そして記事は、“Euro96の傷跡は、サウスゲイトを男にし、そして監督にした。彼はその後の到達点を示すチャンスを得た”と続く。

熱狂する全国民を失望させたことの圧力は、サウスゲイト自身でないと到底わかり得ないことであり、彼の“その後”に大いなる影響を与えたことだろう。真面目な話はさておき、サウスゲイトの“その後”の一つは、「ピザハット」のCMである。

店内に座るのは、イングランド元代表のスチュアート・ピアースとクリス・ワドル、これも昨日書いた90年W杯イタリア大会、二人は西ドイツ戦でPKをミスした。なお、ピアースは、96年の試合にも出場、ここでのPK戦は決めている。

そしてもう一人は目出しの紙袋を被った謎の人物。どうも、人前に顔をさらしたくないらしい。ピアースとワドルは、”Miss!”と女性店員を呼び、その後も”ミス”という言葉を連発し、謎の人物をからかっている。そして、”ガレス、ピザ食べろよ”と勧める。ピザを食べ、”ありがとう、元気になったよ”と紙袋を取った男は、サウスゲイト。意気揚々と席を立つも、今度は柱にぶつかる。

ピアースとワドルは、“あいつ、今度はポストにはじかれたよ!(笑)”

こんなCM、日本人は作ることができるだろうか?


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