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NHK朝の連ドラ「ちむどんどん」終了〜よかった点を思い出そう

NHK朝の連続テレビ小説「ちむどんどん」が終了しました。まぁ、色々言いたいことはあるし、世の中でも批判が散見されます。しかし、ドラマ・映画や舞台に関しては、基本的にポジティブに受け止めたものしか話題にしない方針なので、愚痴は横に置いておこうと思います。

逆に、なんだかんだ言いながら、半年間観てきたのだから、引きつけられた魅力も色々あったに違いない。「ちむどんどん」のよかった点を、思い出しましょう。

原田美枝子の存在

これが圧倒的でした。原田美枝子は私よりも3歳上ですが、私が中学生の頃にはすでに女優としてデビューしていました。1976年、18歳の時に長谷川和彦監督の「青春の殺人者」で水谷豊と共演し、様々な賞を獲得。 その頃から、私の中には存在が認識され、リアルタイムではありませんが、映画も観ました。他の若い女優とは違う、”尖った”存在でした。ヌードを披露していたのも、ティーンエイジャーにとってはポイントでした。

出演する作品を多く観ている訳ではないのですが、黒澤明監督の「乱」での存在感が凄かった。テレビ「北の国から」の、ちょっと不思議な長い髪の先生役も、もちろん印象に残っています。今考えると、どちらも、20代の演技です。

そんな原田さんが、レストラン「フォンターナ」のオーナーとして登場し、主人公の黒島結菜演じる暢子を育てる。女優として女性として年輪を重ねた原田美枝子の魅力が全開、暢子の「フォンターナ」での修行時代、ドラマは光っていました。

蛇足ですが、最終回後の「あさイチ」に原田美枝子が登場しました。これも嬉しいおまけでした。(逆に本編に出さなかったのは許し難い)


仲間由紀恵の未来

私にとっては、ドラマ「TRICK」「ごくせん」のイメージが強いのですが、彼女も40歳を超えました。ウチナンチュの仲間さんが、ちょっと丸くなって三姉妹の母親として登場したのは、ごく自然に見えました。これからの彼女を思いながら、ドラマを観るのは楽しみの一つ。40代の彼女に申すのは大変失礼なのですが、平良とみさんのような、可愛い沖縄のオバァに向かって邁進して欲しいです。


豪華な三姉妹と”鶴ちゃん”など

脇に川口春奈と上白石萌歌を配したのは、当初贅沢すぎるのではと思いましたが、ドラマが進むにつれて必要条件だと分かりました。片岡鶴太郎の姿を見られたのは、私的にはポイントが高い。首をひねり続けた最終週ですが、最大のヒットは片桐はいりが映ったことです。


沖縄料理が食べたくなる

出張でしばしば沖縄を訪れたこともあり、ドラマでもテーマになりましたが、沖縄そばは店毎に特徴があります。ラフテー、ジーマーミ豆腐、シリシリ、チャンプルー。豆腐ようは泡盛にピッタリ。食べたくなりますね。
ちなみに、東京交通会館の地下、町中華の有名店「交通飯店」が閉店し、その跡に、その名も「やんばる」という沖縄そば専門店ができました。ちょっと塩気が強いです。


ということで、よかった点もあった「ちむどんどん」でした



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