菅首相退陣へ〜何か書いてみよう
昨日(9/3)、菅首相が総裁選不出馬を表明した。何か書いてみよう。
新聞3紙の一面/二面/三面の大見出しは次の通りである
日経:菅首相退陣へ/小泉氏の進言 影響/総裁選 構図が一変
毎日:菅首相退陣/コロナ迷走重ね/首相 延命策尽き
朝日:菅首相退陣へ/解散 人事 封じられ自滅/コロナ 後手後手1年
これだけを見比べると、日経は自民党の自浄能力を前に出し、コロナ対策については見出しで語らない、いわゆる政権寄りのイメージが感じられる。
私の気分に最も近いのは朝日の見出しである。2週間くらい前だったか、妻が「菅さん、どうなるかな?」という質問に対して、「二階、麻生、安倍ラインが支持しているから、再任で押し切られる」と答えていた。
その雰囲気が急に変わった。解散カードを散らつかせては引っ込める、幹事長の交代初め人事に手をつけると動いた。素人の私が見ても、ここで二階を切るのはリスクが高すぎる、「こんな状況で誰が幹事長引き受けるの?」と思った。
昨日の朝、私は妻に「菅さんはいよいよ厳しい。人事なんてできない。自分で投げ出すかも」、「派閥を持たないので、崩れる時はもろい」と話していたら、その通りになった。
ことここに至った理由の一つは、もちろんコロナ対策である。評価すべき点も色々あるとは思うので、一方的に批判をするつもりはないが、朝日の各通り“後手後手”であった印象は強く、ワクチン対応はその最たるものである。
前代未聞の危機の中、政治家はリスクを取る必要があり、そしてそれに対して説明責任がある。そして、上手く行かなかった場合は結果責任を取らなければならない。菅首相は、結局どれも果たせなかったように思えて残念である。
次期首相には、菅首相ができなかった3つをしっかり果たす人が就任して欲しい
献立日記(2021/9/4)
中トロ刺身
マーボートマト
キャベツとクルミのヨーグルトコールスロー
小絹揚げ焼き
水茄子の糠漬け
枝豆