「がんばれ元気」が導いた金メダル〜献立日記
4日ぶりの金メダルは女子ボクシングだった。入江聖奈と、ボクシング大国フィリピンのペテシオとの一戦は壮絶。アマチュアボクシングは3ラウンドしかないので、初回から両者エンジン全開の打ち合いだった。
女子ボクシング、全く注目していない競技での金メダル、しかもフライ級の並木もメダルが確定している。そもそも、女子ボクシングに日本選手が出場しているという認識もなかった。ロンドン大会から採用された競技で、南海キャンディーズの「しずちゃん」が挑戦していたのは話題になったが、その後のアマチュアボクシング界の最大の話題は、山根元会長だった。
今日の報道を見て驚いたのは、入江がボクシングに興味を持ったのはマンガ「がんばれ元気」とのこと。小山ゆうが描いたこのマンガは、私はまさしくリアルタイムで読んだ世代だ。入江は2000年生まれ、小2の時に読んだということなので、1976年の連載開始から30年強経過して少女の目に触れ、金メダルに導いた。優れた作品は、時間を超える。ちょっと読みたくなった。
そして、橋本大輝は強かった。個人総合の演技を見ると、金メダルは十分期待できたが、落下する選手も続出する中、ビシッと決めた。知人がSNSに「次の孫が男だったら、名前は大輝にしたい」と書いていた。増えそうな名前である。
昨夜、夕食を並べたら、妻に「毎日書いているくだらないことより、夕食の献立書いた方がいいんじゃない。皆、食事何にするか悩んでいるんだから」と言われた。レシピは、雑誌やネットで調べたものなので、書かないが(質問には応えます)、沢村貞子「わたしの献立日記」的に、自身の備忘録として記してみる。
牛肉とニンニクの芽のオイスターソース炒め
焼きなすのゴマネギ茗荷だれ(山椒しょうゆ使用)
長イモの明太子和え
トマトとブロッコリースプラウト、粒マスタードドレッシング
枝豆