金沢で買ったもの〜“旨みおでん チキンコンソメ出汁“
金沢出張帰り、何か買って帰ろうと駅の「金沢百番街あんと」を見て回りました。さすが、金沢でスィーツ・海鮮食材・お寿司など、様々なものが並んでいます。
スィーツはあまり食べないので食材を見ていると、おでんが何種か並んでいます。これは便利かもと、物色しました。
金沢はおでんが人気の土地柄らしく、県の観光案内HPでも紹介されています。中で目についたのが、杉野屋与作と、「賛否両論」のシェフ笠原将弘とコラボした金沢おでん。
杉野屋与作は、能登・七尾(元横綱・輪島の故郷ですね)で寛永17年(1640年)、徳川家光の時代に鮮魚屋として開業、今も海鮮加工品を中心として販売する老舗です。
この杉野屋与作が“「賛否両論」コラボ商品“をいくつか出しているのですが、その一つがおでん。味は二種類で、“チキンコンソメ出汁“と“かつおと昆布出汁“。私が購入したのは、“チキンコンソメ“の方です。
ちょっと珍しい味付けだったことと、おでん種にひかれるものがありました。杉野屋与作のビタミンちくわ、大根、玉子、こんにゃく、昆布。ここまではスタンダードですが、とりつくね、ウィンナーボール、そしてミートオムレツ!
ちなみに、“かつおと昆布“の方は、スタンダードに加え、海老しんじょう、肉入り信田、ニラ玉。こちらも魅力的です。
お値段は一人前1200円と、他にも並んでいるおでんよりは高めですが、旅の記念なので良いでしょう。
帰宅し数日後、夕食準備に時間をかけられない日があったので、早速試食です。二人前のレトルトを鍋にあけ、温めました。ポトフ的に食べるのも良いと書かれていたので、冷蔵庫にあったキャベツ、アスパラ、長ネギなどを追加投入します。
さらに、私の好きなおでん種、シューマイも二個入れます。“名店“というおでん屋では見ないですが、シューマイとおでんの相性は良いです。小ぶりのものを串に刺して入れると気分が出るのですが、家にあったやや大きめのものを投入です。
味の方は、思ったほどは洋風の味付けではなく、和に寄った感じ。とは言え、カラシだけでなく、胡椒系のスパイスも合う味です。おでん種も美味しく仕上がっています。キャベツなど、追加した野菜も相性良し。
そしてミートオムレツ。小型のオムレツに、しっかり挽肉が入っていて、初めて食べるおでん種という感じで、なかなか優れたアイデアです。
結構満足したので、残った出汁は保存し、翌日は冷凍庫にあった鴨つくねや、再びキャベツなどの野菜、結び昆布などを投入して、二日連続でいただきました。
箱に書かれた“〆のメニュー“は、炒めた玉ねぎを残ったつゆに合わせ、ご飯とチーズを加えて作るチーズリゾット。きっと美味だと思いますが、カロリーを考え自重です