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アウェーゴールが廃止されていた!〜サッカー欧州チャンピオンズ・リーグ

欧州サッカーのクラブNo.1を決める大会、チャンピオンズ・リーグが決勝トーナメントに入った。さほど熱心にフォローしているわけではないが、日本時間朝5時、つまり私が大体起床する時間に試合が始まるので、ライブで試合を確認できる。

今週は、ベスト16の2ndレッグが行われ、中でも注目はレアル・マドリードvsパリ・サンジェルマン(PSG)、スター軍団対決だったので、チェックしてみた。

パリで行われた初戦は、 PSGが1-0で勝利。勝敗は2試合の合計点で決まる。見始めてまもなくの前半39分、PSGはエムパペが先制ゴールを上げる。これで2-0、しかも試合はレアルのホームなので、このゴールはアウェーゴールとなる。同点の場合、アウェーゴールの差で決着がつく(これも同点の場合は延長戦)ので、パリで0ゴールのレアルは2点取って2−2としても、PSGがアウェーゴール1なのでレアルの負けになる〜この認識が間違っていことが試合後判明する。

つまり、レアルは3点取る必要があるので、これはPSGの勝ちだなと思い、試合を離れ出勤支度を始めた。

駅に着き、念の為、試合をチェックした。WOWOWもスマートフォンで視聴できるようになった。便利な世の中になったものである。レアルは後半61分に1点返して1-2となっていた。残り時間は20分たっぷりある。これならあと2点取る可能性もあると、真剣に見始めた。

すると76分、レアルはモドリッチの芸術的なスルーパスをベンゼマがしっかり決め2-2。さらに、その直後の78分、PSGのDFマルキーニョスのクリアボールにベンゼマが走り込みハットトリック、ついに3-2と勝ち越す。

PSGの黄金トリオ、エムパペ、ネイマール、メッシが反撃を試みるも、レアルが逃げ切りベスト8進出を決める。

私は、試合を楽しみながらも、実況にアウェーゴールの話が出てこないので、ちょっと「ん」と思っていた。さらに、レアルは2点目をあげ2-2とした際、時間を考えるとボールをすぐにセンターポイントに置きに行くはずなのに、普通に喜んでいた〜もしかしてアウェーゴール制ではないのか?

試合終了後、調べてみると、今シーズンからUEFA(欧州サッカー連盟)は、アウェーゴール方式を廃止していた。ホームのアドバンテージが低下した、不公平な仕組みとの批判もあるなどが理由のようである。

つまり、私は仕組みを理解せずに試合の行方を追っていたということである。

サッカーファンの方々はご存知なのだろうが、注意しましょう。今年からチャンピオンズ・リーグはアウェーゴールが無くなりました。チャンピオンズリーグにおいては、1967-68年シーズンからアウェーゴールが導入されているので、歴史的なルール改正である。その割にはメディアの報道は少なかった〜私だけがそう思っているのかもしれないが。

なお、今週の試合で、リバプール、バイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・シティ、そしてレアルがベスト8入りを決めた。

来週は、マンチェスター・ユナイテッドvsアトレティコ・マドリード(第一試合1-1)、アヤックスvsベンフィカ(2-2)、ユヴェントスvsビジャ・レアル(1-1)、リールvsチェルシー(0-2)である



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