NFLプレイオフ展望〜スーパーボウルへの道
米フットボール、NFLはレギュラーシーズン最終戦が終了、プレイオフへと突入する。
最後の試合となった、チャージャースvsレイダーズ、スリリングな展開の末に延長戦に突入。引き分けで終了すれば両チームともプレイオフ進出という不思議な状況の中で、レイダースが勝ちにいき勝利。結果、スティーラーズがプレイオフ進出という劇的な結末だった。
それでは、プレイオフを展望してみよう。組み合わせはこうなっている。トップシードのパッカーズとタイタンズは、この週末の第1ラウンドはBYE、翌週に勝ち残りの中のシード最下位と対戦する。
まずは、予想しやすいNFCから。私の希望としては、アリゾナ・カージナルスが勝ち上がり、2008年以来のスーパーボウル出場、1947年以来の全米優勝を果たして欲しい。シーズン当初から好調、途中主戦QBのマレーが負傷離脱も、控えのQBコルト・マッコイがその穴を埋めと、理想的な展開で、優勝候補に挙げたかった。しかし、終盤に来ての不振、最後5試合が1勝4敗というのがいただけない。
結局、安定感ではグリーンベイ・パッカーズと、昨年優勝、QBブレイディ擁するタンパベイ・バッカニアーズが抜けており、昨年同様両チームの争いになるだろう。私の予想は、QBロジャースが昨年のリベンジを果たし、グリーンベイがスーパーボウルに出場。
AFCは難しい。シード1位のテネシー・タイタンズは、個人的には印象が薄い。2年連続スーパーボウルに出場しているカンサスシティ・チーフスは後半盛り返したものの、安定した強さには見えない。そう考えていくと、どのチームにもチャンスがあるように見える。
私の予想は、シード3位のバッファロー・ビルズ。AFCの最多得点、最少失点、さらに最後の4試合に連勝し地区優勝を決めた勢いも評価できる。最大のポイントは、プレイオフ初戦、ニューイングランド・ペイトリオッツとの同地区対決かもしれない。両者がポストシーズンで対戦するのは、スーパーボウル創設後初となる。
熱い闘いがいよいよ始まる