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NFL2023-24シーズンはカンファレンス決勝へ!〜スーパーボウルへの道

NFLはディヴィジョナル・プレイオフが終了した。

応援していたヒューストン・テキサンズは、No.1シードのボルチモア・レイブンズに力負け。強力ディフエンスに、快進撃してきたルーキーQBのC.J.ストラウドは抑えこまれた。34−10というスコアは完敗と言うべきだが、第2Q最後のFGが決まっていれば、違った展開もあったのではとも思う。前週同様、反則が多かったのも残念。まぁ負けはしたが、リーグ最下位に近い下馬評からここまで生き残ったテキサンズに拍手を送りたい。

続く、グリーンベイ・パッカーズ@サンフランシスコ・49ers。上り調子のパッカーズ、QBジョーダン・ラブ25歳も1試合ごとに成長して来た。RBのアーロン・ジョーンズの活躍もあり、No.1シードの49ersを追い詰めた。しかーし、21−17パッカーズのリードで迎えた最終Q、41ヤードのFGをルーキーのKカールソンが失敗。その後、逆転TDをゆるしてしまい、SFが24−21とリード。再逆転あるいはFGで同点延長戦を目指したが、ここで痛恨のパス・インターセプトで、パッカーズ敗退。

タンパベイ・バッカニアーズ@デトロイト・ライオンズは、ライオンズの強さが本物であることを示した。リードしては追いつかれる展開、バッカニアーズもしぶとさを見せた好試合になった。しかし、QBゴフは終始冷静で最終Qに突き放し、31−23で勝利。

そして、カンサスシティ・チーフス@バッファロー・ビルズ。点を取られては取り返すという、予想通りの名勝負。ビルズはランプレイ主体の、固いプレイコールで勝ち切るかと思いきや、後半チーフスのディフェンスが機能しだす。すると、第4Qにドラマが起こる。第3Q終了間際にチーフスがTD、27−24とリード。第4Qに入りビルズの攻撃だが、上手く進めない。自陣30YD地点からのパント、時間は十分あるのでまずは地域を挽回するのが当然。

しかーし、フェイク・プレーでパンターではなく前方の選手にスナップしラン攻撃。このギャンブルが失敗となってしまう。嫌なムードになってのチーフスの攻撃で、ゴール前まで迫られる。万事休すという攻撃で、なんとチーフスがファンブル、攻撃権がビルズに移る。その後、両チーム共ディフェンスが頑張った後のビルズの攻撃。自陣からジリジリと前進し、このリズムはビルズの逆転勝利かと思われた。しかし、自陣25YD付近まで攻め込まれたチーフスの守備が踏ん張り(QBアレンとしては悔やまれるだろうプレーもあり)、残り時間1分47秒で第4ダウン。ビルズはFGを余儀なくされ、誰もがこれで延長戦“名勝負再び“と思ったのだが、まさかのFG失敗。やはりポストシーズンは、スペシャルチームがポイントになる。

私としては、ビルズそしてQBジョシュ・アレンになんとかスーパーボウルにたどり着いて欲しかったが、またもチーフスの壁に阻まれた。

さて、カンファレンス決勝。チーフス@ボルチモア(日本時間月曜日朝5時)。ライオンズ@サンフランシスコ(同8時30分)。とにかく良い試合を見せて欲しい。

プレイオフでは不振が続いていたレイブンズだが、その呪いをといて2012−13年以来のスーパーボウル出場なるか、それとも“終わってみたら、やっぱりチーフス“になるのか。

デトロイト・ライオンズは、唯一スーパーボウル進出経験がないチーム。(優勝はしているが、SBが創設される前の1957年が最後)2016年のドラフト1位QBのゴフも含め、スーパーボウルに出してやりたい。

一方、49ersゴフの1位に対して、2022年のドラフト最下位で指名された。最下位指名者は“Mr. Irrelevant〜ミスターどうでもよい“と呼ばれる、ひどすぎる。昨年、正副QBの相次ぐ負傷で、Mr. Irrelevantは、シンデレラ・ボーイのように登場した。ところが、スーパーボウル一歩手前で負傷し、チームも敗退。彼にも夢を見させてやりたい。

もうどこが勝ってもおかしくない、カンファレンス決勝戦。熱い戦いになるのは必至!

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