セブンのミニ冷やし中華にゆで卵復活〜カニカマは涙のスタメン落ち
朝食に食べるコンビニのミニ冷やし中華、6月には食べ比べを実施し、セブンイレブンおよびローソンの製品からゆで卵がなくなったことを書いた。(ファミリーマートは従来からなし)
このところ、朝麺は素麺で色々試していたので、コンビニのミニ冷やし中華から離れていた。そんな中、セブンの棚をチェックすると、ミニ冷やし中華にゆで卵が復活していた。
卵価格も少し落ち着きを取り戻し、根強い人気の卵を復活させたのだろうか。
ということで、早速食べてみた。まず価格だが、税抜き370円は変わらず。名称は、“7種具材のミニ冷やし中華“だったのが、“まろやか醤油スープのミニ冷やし中華“となった。
ゆで卵がスタメン落ちした際は、それでも“7種“入っていますよとアピールしていたのだが、ゆで卵の復活により、そんな細かい主張は必要がなくなった。そして、カニカマがそっと表舞台から姿を消している。一時的なつなぎとして、懸命に頑張ったカニカマに対して、セブンは非情である。厳しいコンビニ戦争に打ち勝つためには、感傷的にはなれないのだ。
かと言って、私はカニカマの消滅になんの痛痒も感じなかった。キュウリや紅生姜がなくなったら、暴動騒ぎが起きるだろう。それがカニカマの場合は、「あっ、そうなの」程度である。「フェイクだから」と、世間は冷たい。
もちろん、カニカマ界も黙ってその地位に案じているわけではない。カネテツフーズの「ほぼカニ」は、カニカマでありながら、本物を凌駕しようという野望が感じられる。カニたちよ、油断してはならない。
冷やし中華に話を戻そう。カニカマと共に、ひっそりと交代したのがトマトである。こちらは、もやし・キクラゲとなった。これは何を意味するのか。
セブンイレブンは、2022年においては“さっぱり醤油スープ“とうたっていたが、“まろやか醤油スープ“に変えた。“さっぱり“にはトマトだが、“まろやか“とトマトはフィットしない。そういうことだろう。
それでは食べてみよう。“まろやか“とは言いながらも、セブンの特徴である酢の主張は、それほど弱まっていない気がする。私にとってはプラス・ポイントである。食べすすむうちに、少し気になったのは甘さ。旧商品との比較はおぼろげな記憶とのものでしかないのだが、若干甘さが強くなったのではないか。
気のせいかもしれない。カラシと、自主的に合わせるマヨネーズによって、気にならなくなったが。。。
それでも思った。ゆで卵は強力・無敵だと。セブンイレブンさん、よくぞ復活させてくれました
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