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NFLスーパーボウルは予想する〜ズバリ、勝者は“寅“だ

米アメリカンフットボール、NFLのカンファレンス・チャンピオンシップの2試合も、しびれる接戦となった。本当に予想しなくて良かった。

AFC、心の中では、カンサスシティ・チーフスが、比較的大差でシンシナティ・ベンガルズを下すだろうと思っていた。試合の出だしはそのような雰囲気だったが、結果延長戦となり、チーフスQBマホームズの痛恨のインターセプト、ベンガルズとしては奇跡的なプレイでスーパーボウルへの切符を手にした。ベンガルズは33年ぶり、3回目のスーパーボウル出場である。

NFC、勢いのあるサンフランシスコ49ersが勝つだろうと思っていた。結果は、最後の最後に勢いがなくなり、ロサンゼルス・ラムズが逃げ切った。こちらも予想しなくて良かった。ラムズは3年ぶりのスーパーボウル、5回目の出場となる。ラムズは1999年に優勝しているが、当時はフランチャイズをセントルイスに移していた。

こうして、来週日曜日に行われる第56(LVI)回スーパーボウルは、シンシナティ・ベンガルズとロサンゼルス・ラムズの対戦となった。開催場所は、ラムズの本拠地ロサンゼルスのSofiスタジアム。スーパーボウルの開催地は、進出チームとは無関係に事前に決まっており、季節がら、原則は温暖な地域かドームスタジアムとなっている。

また、これまで、開催場所が本拠地であるチームはスーパーボウルに進出できないというジンクスがあった。それは、昨年タンパベイ・バッカニアーズによって覆され、2年連続、本拠地チームが進出したことになる。

さて予想だが、こうなると2年連続本拠地チーム優勝かと考えがちだが、私はズバリ、ベンガルズの勝利、スーパーボウル初優勝を予想する。半ば希望でもある。

注目はもちろんQBのジョー・バロウである。ルイジアナ州立大学を全米優勝に導き、ハイズマン賞(全米大学最優秀選手)などに輝き、鳴り物入りで2020年に入団した。つまり、まだ2年目である。にも関わらず、プレイオフを勝ち抜き、頂点まであと一歩となった。

もう一人の注目は、もっと若い選手である。キッカーのエヴァン・マクファーソン。こちらは、今シーズン入団した新人である。それが、シーズン終盤からフィールド・ゴール(FG)のノーミス記録を継続、プレイオフの重圧の中でも、冷静に決め続けている。チャンピオンシップにおいても、延長戦、入れば勝利という状況で決め切っている。一連のポストシーズン・ゲームで分かる通り、せった状況でのFGの成否が勝敗を決める。重要なプレーヤーとなるだろう。

なお、このゲームはAFC側つまり、ベンガルズのホーム扱いとなる。NFLではホームチームがチームカラーを基調としたジャージ、アワェイ側が白を基調としたユニフォームとなる。ベンガルズは、黒をベースにしたギアで登場する予定である。

ベンガルズのチーム名は、ベンガルトラから来ている。アメリカ人は誰も知らないだろうが、寅年に“トラ”が勝つ!



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