孫を連れての東京ディズニーランド(その3)〜エレクトリカル・パレード、ありがとう!
(承前)
4歳の孫娘は「アナと雪の女王」のファン。中でも、王女エルサが大好きで、昨年サンタクロースに願い出たプレゼントは、“エルサのぬり絵“、“エルサのスカート“。サンタはそれらしきものを持って来てくれました。
そんな彼女ですから、ディズニーランドに行けば、本物のエルサに会えると固く信じています。「アナと雪の女王」をテーマにしたアトラクションはないので、チャンスはパレード。待ち受ける我々大人も、特に根拠もなく、「アナ雪」をテーマにしたフロートが当然あると思っていました。
パレードが始まりました。ミッキーマウスに始まり、ディズニーのキャラクターが総登場。不思議の国のアリス、シンデレラ、「美女と野獣」のベル。ピーターパンとウェンディ。エルサはなかなか出て来ません。
そして、遂にパレードは最終局面を迎え、スポンサーのNTT Docomoのフロートがしんがりをつとめます。嫌な予感です。はたして、孫は半べそをかき、エルサが登場しなかったことにショックを受けています。予期しなかった悲劇が訪れました。
我々は、彼女の気を紛らわすべく、そそくさと移動を開始、次なるアトラクションを目指します。『ジャングルクルーズ』、“ワールドバザール“ではイーヨやティガーがいたので手を振り、楽しそうでした。『バズ・ライトイヤーのアストロブラスター』、入口にバズの人形が飾ってあり、孫は「本物のバズだ!」と。元々おもちゃだから複製はしやすいよねぇ(そんなこと彼女には言いませんが)、その点エルサは。。。。。
少し買い物をし、ディナーでデザートを食べ、エルサに会えなかったことのショックは癒えた模様で、ホッとしていました。
そして、最後のイベント、エレクトリカルパレードを迎えました。10数年ぶりで観るエレクトリカル・パレードは、かなりバージョン・アップした印象で、美しさ・こしらえの素晴らしさに感動しながら眺めていました。
パレードも後半に入った頃、遠くの方に何やら雪と氷でできたようなフロートが見えるではありませんか。目ざとく見つけた孫娘は、「エルサ!!」と絶叫しています。そうなんです、「アナ雪」が登場したのです。オラフもいますが、彼女の視線は本物のエルサに釘付けです。
隣にいる妻は、あまりの安堵感に涙ぐんでます。ファミリー全員、「ディズニーランド、ありがとう!」と心の中で唱えていました。
ということで、大満足のうちに終了した、東京ディズニーランド、ファミリー・ツアーでした