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NFL2023年シーズン開幕(その1)〜AFCを展望する

今週9月7日(日本時間8日)、昨年のスーパーボウルのチャンピオン、カンサスシティ・チーフスがホームでデトロイト・ライオンズと対戦、NFLの2023−24シーズン開幕する。

ということで、今シーズンを展望してみよう。選手名にポジション表記がない場合は、クォーターバック(QB)である。

本日はAFCを確認してみよう。私が主として参考にしているのは、ESPNパワーランキング(PFI)、Sports Illustrated誌(以下、SI)の予想である。

AFCの勢力図は、昨年と大きく変わらない。昨シーズンAFC決勝で対戦した、パトリック・マホームズのチーフス(西地区)と、ジョー・バロウ率いるシンシナティ・ベンガルズ(北地区)。そして、ジョシュ・アレンバッファロー・ビルズ(東地区)、この3チームが軸になる。これを、私はAFC三国志と呼んでいる。

続く集団が、ロサンゼルス・チャージャーズ(西)、ボルティモア・レイブンズ(北)、マイアミ・ドルフィンズ(東)の3チーム。チャージャーズのジャスティン・ハーバートは安定しているように思うが、レイブンズはラマー・ジャクソン、ドルフィンズはトゥア・タゴヴァイロアの出来がどうか。

そして、思案のしどころは、昨年東地区最下位(とは言え、7勝10敗)のニューヨーク・ジェッツである。グリーンベイ・パッカーズから、2021年を含むシーズンMVP4回、スーパーボウル制覇の経験もあるベテランQBアーロン・ロジャース(39歳)を獲得。彼が、新天地でひと花を咲かせるのか。

優勝争いと共に、注目したいのはルーキー含む若きQBの戦い。

例えば、インディアナ・コルツ(南)のルーキーQB、アンソニー・リチャードソン。ドラフト1巡目の4位で、フロリダ大から入団。序盤戦は正RBを欠く状態で苦労するだろうが、どのようなパフォーマンスを見せてくれるか。

ヒューストン・テキサンズ(南)にもルーキー、CJ・ストラウドがいる。オハイオ州立大学から、ドラフト1巡目の2位で入団。オープン戦の成績が評価され、正QBに指名された。

南地区は、相対的に弱い地区となっているが、ジャクソンビル・ジャガーズのトレバー・ローレンス(2021年ドラフト1位)も3年目を迎え、飛躍の年にできるかも見届けたい。

以上を総合して、AFCの私の予想は次の通り。赤字がプレーオフ進出チーム。その先を予想しても仕方がないので割愛する。


こちらはSI誌の予想

明日はNFCの予想


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