ミニ冷やし中華2024(セブンイレブン編)〜さっぱりとした6種具材は王者の風格
昨日のファミリーマートに続いて、今日はセブンイレブン編。
2023年、セブンイレブンのミニ冷やし中華から、半分のゆで卵が消え、全国冷やし中華愛好会、通称“全冷中“会員の間で衝撃が走った。セブンは、その衝撃を打ち消そうと、“7種具材のミニ冷やし中華“と称し、ゆで卵の代わりに少量のカニカマを入れるという暴挙に出た。
ところがである、8月にセブンの棚を見ると、ミニ冷やし中華にゆで卵が復活、カニカマはひっそりと舞台を降りていた。“全冷中“の抗議活動が奏功したのだろうか。そしてタイトルも、“7種具材のミニ冷やし中華“から、“まろやか醤油スープのミニ冷やし中華“に変わった。
さらに、2023年8月バージョンは、“まろやか醤油スープ“というコンセプトに合わせるがごとく、特徴的だったトマトが消え、もやし・キクラゲとなった。ただし、スープの味に大きな変化は感じられなかった。
なお、価格だが2022年は税込388.80円、2023年は399.60円、ファミマに比べて高価だった価格をなんとか維持、2023年ファミマが値上げして、ほぼ同水準となっている。
さて、今年はゆで卵は維持されているのか。ブー!ブー! “全冷中“会員の祈りも虚しく、セブンのミニ冷やし中華から、ゆで卵はまた消えました! 食べたい人は、自作して追加しましょう。
それから、トマトが復活した。ただし、“7種具材“と一時的にせよセブンと“7“にこだわっていたのに(多分)、“6種具材のミニ冷やし中華“に堕落してしまった。トマト、錦糸卵、キュウリ、ワカメ、ハム、紅生姜というラインアップである。
そんなことは良いので食べてみよう。私は同日に食べ比べているわけではないので、感覚的なものだが、麺がファミマに比べて若干細い気がする。スープは、かつて特徴的と思った酸味が、若干ではあるが丸くなったように感じた。
それでも、トマト、気持ち細麺、さっぱりスープで、サラダ的な一杯に少し寄ったのが、セブンイレブンのミニ冷やし中華であり、それはこれまでのスタンスを踏襲している。2022年にも使われた“醤油スープ“というネーミングと商品コンセプトは合わない。
ある意味、夏の朝に食べるには王道の一杯という感じ。ゆで卵をトッピングし、マヨネーズを少し加えて食べるのも美味い。
色々、書きましたがコンビニのミニ冷やし中華は偉い。“全冷中“も陰ながら表彰しているだろう。値段は据え置きの税込399.60円ー265kcal
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?