12月22日「東京ディズニーシー」は“FROZEN“だった(その3)〜“ラプンツェル“と最大の試練
(承前)
今年の6月にオープンした“ファンタジースプリングス“、「アナと雪の女王」の“フローズンキングダム“、“ピーターパンのネバーランド“、“ラプンツェルの森“という3つのエリアと、ホテルが配されています。
「東京ディズニーシー」に入場できても、このエリアには、アトラクションのスタンバイパスかプレミアムアクセスを持っていないと入場できません。
前述の通り、私は大人3人分6000円を支払い、「ラプンツェルのランタン・フェスティバル」のプレミアムアクセスを購入していたので、入場時間の14時45分から入ることができました。
このエリアのストーリーは、
昔々、はるか遠いところに、精霊が住む魔法の泉がありました。
精霊は、水の流れに乗って旅をした先で
出会った数々の物語をその泉に刻み込みました。
いまでも、泉から流れ出る小川をたどっていけば、
さまざまな物語の世界を訪れることができるでしょう。
ということで、小川や泉の背景となる岩肌に、さまざまなロックワークが見られます。アナやラプンツェルのみならず、シンデレラ、オーロラ姫、さらにバンビなど、ディズニー・クラシックスのキャラクターが彫られているのです。
これはなかなかの出来、中央に浮かぶ「ピーターパン」、フック船長の海賊船、アレンデール王国の再現含め、ディズニーの気合いが感じられます。
ところが。。。ベビーカーに乗った3歳の孫娘は、疲労と時差ボケで眠り込んでいます。これでは、アトラクションに入場する意味がない。そこで、ロックワークの見学、ショップの散策と彼女の目覚めを待ちました。
一方で、この日は風があり、いよいよ寒さがピークに達し、まさしく“FROZEN“(念のためですが、「アナと雪の女王」の原題)。昼間2回ある、水上からの「ディズニー・クリスマス・グリーティング」も強風で中止になっていました。
ようやく我が家のプリンセスも目覚め、「ラプンツェルのランタン・フェスティバル」へ。順番待ちの列からは、ラプンツェルが閉じ込められていた塔が見え、窓からはラプンツェルが顔を出し、歌を唄っています。
アトラクションは、「イッツ・ア・スモール・ワールド」型の、平穏な水上ライド。ランタン・フェスティバルの様子を見ることができます。結構よく出来ているのですが、「えっ、もう終わり?」という感じです。6000円払っているので(しつこい)、尚更です。
それにしても、この日のディズニーシーは、いよいよ冷えてきて、私はもう帰りたい気分。食事が16時40分、結果的には正解でした。それまで、子供には鉄板の「キャラバンカルーセル」に乗せ、暖を取るため「マジックランプシアター」に入場(実演と3D映像を組み合わせた出来栄えは合格点)、レストランへと向かいました。
食事を終え、夜のハーバーショーはあきらめ、帰宅することに。出口に向かう間に、孫娘は再び眠りの世界に。ベビーカーは出口で返却しなければならず、妻は長女の負担を勘案し「あなたがだっこしてあげなさいよ」と。私は3歳児を抱きかかえる羽目になり、駐車場へと歩き始めたのでした。
重い重い、限界に達するところで駐車場入口、案内の男性が「パパ、頑張ってください!」と声をかけて来たので、「ジィジィです」と自身の窮状を訴えました。最後の最後で、耐えきれず孫を下ろして強制的に歩かせました。情けないですが、やむを得ません。
こうして最後の最後に最大の試練がやってきて、ディズニーシーの1日は終わったのです。翌日、腕が筋肉痛に見舞われたのは言うまでもありません。。。。