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宅建士登録実務講習の合間に〜銀座「共楽」のワンタンメンと「さとう」のメンチカツ

宅建士試験の受験については、以前に記事にした。合格後、宅建士として仕事をするには試験の合格だけでは不十分である。

試験に合格し宅建士として登録するには、2年以上の実務経験が必要である。それでは、ハードルが高すぎるということで、宅建の実務講習というものがある。 自宅学習と対面講義の組み合わせで、実務経験相当とし宅建士として業務ができる。

試験に合格したからといって宅建士登録する必要はない。試験合格者の立場は一生保証されるので、宅建士として仕事をする段階で、実務講習→登録と進めば良い。実務講習も宅建士登録もお金がかかる。特に後者は4万円程度と安くはない。

私は別に宅建士として働くために受験したわけではないので、次のステップに進む必要はないのだが、まぁどんなものだろうかと実務講習を体験してみた。調べてみると、TAKKYOが最も安いようである。私が申し込んだものは9500円だった。

簡単に言うと、2日間で合計12時間の講義を受け、終了試験に合格すれば宅建士の資格申請ができる。長講であり、いささか気持ちが重かったが、思いの外、面白い講習だった。宅建士として実務を行うための、不動産登記事項証明書の見方、それらを基にした重要事項説明書、契約書の作成方法などを中心に講義が行われる。

一般知識として身につけておいて損はない内容、それらが終了試験と直結する。それだけでは、講義が退屈になるので、講師のHさんは、不動産業務経験を通じて体験した様々なエピソードを披露してくれる。それらは話として面白いのみならず、実際不動産業に従事しようとする方々には役にたつ内容である。

よくできた講習で、感心した。同時に、真面目に受講する若者たちにエールを送りたくなった。

2日間で規定の12時間の講義を詰め込み、17時までに終了させるには休憩時間をミニマイズするのはやむを得ない。受講する方としては、早く終わるに越したことはない。故に、昼休みは30分である。講義会場は銀座、普段ランチで行くエリアよりは奥地に入った「ウィンズ銀座」の近く。30分をどう生かすか。

初日は、近くにある老舗ラーメン店「共楽」。ダッシュで講習会場を飛び出し店に到着すると、幸運にも1席空いている。ワンタンメン1000円を注文。ここのラーメンは、素直な東京の醤油ラーメン、中華そばである。

ツルッとした麺はクセがなく、ワンタンもやはりツルッとしているのだが、その中身もあっさりと仕上げている。シナチクはこだわりが感じられる本格派で、尖った主張がないけれども、強い印象を残す全体感。リピートしたくなる味で、食べ終わったタイミングでは、店外に行列ができていた。(山本益博氏の記事

2日目、講習後に密かなプランを持っていたので軽めのお昼にしよう。会場の近所には、吉祥寺の肉屋「さとう」の銀座店がある。いつの頃からか、惣菜のメンチカツを求めて行列ができるようになった店である。銀座店は、精肉は扱わず、弁当・惣菜の専門店。店に到着すると、行列はなく平和な状況。メンチカツバーガー450円1個を求め、講習会場で食べた。

メンチカツは裏切らない、行列に値するかどうかは人それぞれだが。

ランチも含めて、充実した講習だったが、2日目の講習終了後は“一人呑み“に。そのことは、また明日


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