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週日記 ~6/23 いつか体験するものだった


オタマトーン買っちゃった。
数年前に流行ってたときは ふ~ん くらいにしか思ってなかったけど、YouTubeで上手に演奏してる人をみてやりたくなってしまった。
ウクレレ買ったときもそうだったけど、何かすると音が出るおもちゃおもしれーという感覚がある。そのうちハーモニカも買うだろうなという予感もする。

フレットが無いのでグリッサンドで探りながら音痴な曲を演奏することは割と可能。

少し遊んで調べて分かったことだけど、僕の買ったスタンダードタイプは正確な音程を取ることと発音が難しいようで、旋律を奏でるには向いてないらしい。飽き性なのでしばらくしてまだ興味が残っていれば高いほうを買おうかな。


こんなこと言っちゃいけないかもしれないけれど、初対面の女性の目元のメイクが凝っていて(目尻とかの書き込みが丁寧)、どこまでが本当の目なのか分からないような気がして、そういう風に大きく見せる蝶々とかいるよなあと思った。

虫みたいだったとか言いたいわけじゃなくって、そういう風に擬態とか錯覚を使って上手くやってる植物、虫、動物に対して抱く(すごいな…)(きれいだな…)みたいな正の感情ってみんなもあると思うんだけど、それみたいな感覚になった。つまり、化粧で目を大きく見せてる技術あるいはその心意気がすごいな… とかではなくって、その目元の模様をデザインとして見たときに自然界の優れたデザインへの感心や美しさに似たものを感じたんだ。


近くのスーパーに売ってるもずくは3カップ108円のと118円のがあって、交互に買っては 何も違い分からねえ~ と思ってたんだけど、118円の方は蓋が綺麗に開けられて108円の方は途中で破れたりすることに気づいた。


歌集(短歌)を読んだ。短歌みたいな言葉を上手く使う系のことやりたいという気持ちは前からあったんだけど(というか人類皆そのような感情はあると思っている)、難しそうだなとか、まあ今やらなくても人生まだあるしとか、今は他にやりたいことがあり…とか思って手を付けずにいた。
そしたらたまたまきっかけがやってきたのでじゃあまずインプットからと思って歌集を読んでみた。
「うわーーー」とか「くやしい!」って叫びながら読んだ(@家)。
歌を読んで単純にいいなすごいなと思う気持ちはもちろんだが、ずるい、僕もそういうこと言いたいが?という気持ちにもなった。僕も頑張れば一生のうちいつかその表現思いつけたかもしれないのに取られちゃったじゃん、とか。短歌、おもしろい。

ただ、小説とは違う読み方が必要になるのでそれが難しい。小説を読むときは文字と概念が結びつき情景が思い浮かぶのに限界な速度の6〜7割くらいの速度で文章を目で攫っているが、短歌でそれをやると歌に込められたものを解釈することができない。
一行の解釈に使うカロリーがデカすぎるがこそ気を抜くと目が滑ってしまったりする。
普段冷たいそうめんとサラダしか食べてないのに、いきなりご飯とかラーメンとかを食べさせられて、でもそうめんの速度と量でご飯とかを食べてしまって、お腹いっぱいだしよく噛んでないから甘さも出なくて美味しさよく分からんみたいな。でも短歌はその高カロリーさというかさっぱりとしたこってりさみたいなものが良いところだから、それを上手に受け入れるための読み方と普段の読み方を自然に使い分けられるようにならないとなと思った。


Twitterで小学校での ÷0 の扱いが賛否両論みたいに炎上してるのをみた。
÷0 の議論についてはさておいて、僕は数学とか物理を信じていないので、算数とか所詮嘘なのにみんな何そんな熱くなって と思った。

最近、僕が数学とか物理を信じていないことが周りにバレて、後輩とかにも「まあでも綿来さんはそういうのしんじてないですもんねw」みたいないじり方をされたりしており、変。


北海道に行った。
例によって僕は飛行機が飛ぶことを信じていないので、飛行機に乗るときはいつも 落ちたくない… と思ってる。
「めちゃくちゃ速く飛んでるんですが、羽に膨らみがあるので気圧差で浮くんですよね」の金属に大量の人と荷物とガソリンを……

到着すれば 今回はたまたま落ちなくて済んだみたいだな と思って安心する。
今回もなんかずっと浮いていたようで落ちなかったので助かりました。


行ったところをいくつか紹介

サッポロビール博物館

1000円の見学ツアーに参加。

北海道開拓事業の一つであり、低温熟成ビールに適した気候の札幌に工場を建設したらしい。黒ラベルと創業当時再現ビール(小グラス各1杯)を試飲。後者は始めがさわやかで後味が残る感じだった。

きんかむ


業界内での立ち位置はこのように成長しました!の説明グラフのなかでキリンが特異的に頑張ってたのが印象的で、なんでキリンはそんなにシェアと基盤があったんだろうと思ったけど、キリンの工場見学に行ったときは一番搾りのおいしさを解説するばかりで歴史とか言ってなかったな。

残るはサントリーと恵比寿とアサヒか。

お昼にジンギスカン食べながら黒ラベルとクラシックを飲み放題した。


ニッカウヰスキー余市蒸留所

思い切って5000円のツアーに参加。

まずウイスキーづくりについて。石炭で蒸留してるのが印象的だった。ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所の工場見学に行ったときは石炭とか見なかったけど、向こうは蒸気式でそれぞれ味が変わるらしい。

全然機械化とかじゃないんだ


次に創業者のマッサンについて。一日に日本酒2合、ウイスキー半瓶、ビールを飲んでいたらしい(たしか)。晩年は健康に気を遣い一日ウイスキー1瓶にしたとか。

最後に5種類のお酒の試飲とおつまみ。
年数・製法・樽などによってそれぞれ味の異なるお酒をどう配合するか考えるブレンダーという職業の人の指導と解説のもとすこしずつ飲んでいく。
面白かったし勉強になった。

度数
ニシンのサンドウィッチ美味しかった

ウイスキーは作ってから10年とか寝かせるから時間がかかるという話で、朝ドラ「マッサン」のウイスキーブームで売りすぎてそのあと残ってる樽が少なくなっちゃって今大変、という事情が面白かった。10年先にウイスキーがどれくらい売れてるかとか分からないし難しいよなあ。

見学と、試飲と、解説で十分5000円の価値はあった。
余市は札幌から遠いのでニッカと後述の小樽で1日使ってしまった。もともと興味はあったのでタイミングがあって良かった。


小樽

割と充実した都市だった。運河観た。

ニトリ創業者のコレクションを展示してる博物館に行った。
今まで行ったことあるところの中では島根の足立美術館に似てた。

かまぼこ工場で、かまぼこを薄いパンで巻いたのを食べた。


エスコンフィールド 日ハム新球場

グルメが充実しすぎ。お寿司売ってた。
味噌ラーメン頼んだら本格的すぎた
なぜか居酒屋があった。居酒屋のテレビで野球観る、の逆?


その他

回転寿司「トリトン」に行ったら、18時くらいだったけど「もう今日の予約受付は終わっちゃいました」って言われて えー てなって居酒屋行った。

こまい という魚を初めて食べた。
臭くて美味しい。

てんてこまい とは何の関係もない


ピーチウーロンのことをクーニャンと呼ぶらしい。
中国語で「若い娘」という意味だって。




読んだ(読んでる)

・歌うクジラ/村上龍
(上巻を読み終わったけど短歌にシフトするために下巻を寝かせておくか迷い中)


・夜にあやまってくれ/鈴木晴香

あのあとに他の誰かとキスをした?くちびるを離さないで答えて

きっと君の本当の彼女もよく動くその喉仏に触れるのでしょう

えこれどうやったら思いつくの?ぼくもこういう艶なの詠めたい


・トントングラム/伊舎堂仁

あるといいけれどめちゃくちゃこわいよね飲むとよく眠れる水道水

いしゃどうに会わせたい人がいないんだぜひ会わないでみてくれないか


おもしろい 発想としては鈴木晴香さんより伊舎堂さんの方が僕は近いものを読めそうだけど、歌として綺麗にするのはまた別に難しそうだ


観た(観ている)

・ダンジョン飯

・The Big Bang Theory
 おすすめされたけど日本語字幕が無かった。笑うポイントでも何が面白いのか分からずユーモアを失った感覚を体験できた。


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