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ニューエリートとはどのような人材なのか?

100歳時代と言われ僕が歳を取るスピードより速く定年や年金が上がっていく中、誰もが長く働き続ける必要が出てきています。そんな世の中で僕は一体どういった人を目指せば価値ある人材として生き続けることができるヒントが書いてあることに期待して手にとったのが以下の本です。

この本の中でニューエリートとして定義されているのは「変化を恐れずに変化し続けることができる人」です。人類史の中で機械が単純労働と取って代わったようにこれから先AIが色々な分野の労働で使用されるのは確実です。そんな中、今の仕事にしがみつき変化を嫌うことはリスクでしかありません。あなたや私が現在行っている仕事は数年後にはなくなっているかもしれません。そんな不確かな時代に生きていくには変わらないことが一番のリスクであり、時代の流れに乗って変わり続けることこそが重要です。

と書いてみましたが、正直「Google流」や「New Elite」のようなキャッチーな言葉に載せられて読んだ結果、大して得るものがなかった本だという感じです。変わり続けることが重要といいますが、いい方向に変わり続けることができるのであれば、いつの時代でも成功するでしょうし、これから先に必要なのは停滞しないことだ!と声高に言われても「いつの時代でもそうでしょ」という感想しか出てきません。

僕はエンジニアなので、Google=Engineerの会社であると思っており、この本もEngineerが書いた本なのだと思っていましたが、著者は人材育成や組織開発のスペシャリストで私が期待した内容とずれていたのかもしれません。ただ、現在はGoogleから離れて自分の会社を作っているにも関わらず、タイトルにGoogleを持ってくるのもキャッチーでありながら他に押すところはなかったのかなと邪推してしまいました。この本を手に取るなら別の本を読んだほうがいいんじゃないかなというのが私の率直な感想です。

もし、他におすすめの本がある方がいれば、以下のリンクから教えてくれると嬉しいです。よろしくおねがいします。


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佐藤@読書好きプログラマー
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