男性の脈アリ・脈ナシを見分ける方法を美容師さんに教えていただきました

 ↑今日は、前回の日記についての続きを書きます。

 行きつけの美容室でトリートメントをお願いするついでに、美容師さん(男性)に恋愛相談をしてみることにしまし

 …嘘です、たった今わたしは見栄を張って嘘をつきました。

 正しくは「恋愛相談をしようと思ってわざわざトリートメントの予約を入れました」です。

 訂正してお詫びいたします。

 見栄を張りまして、誠に申し訳ございませんでした。


 さて、いつもわたしがお世話になっている美容師さんは非常にサバサバしていて話しやすい方です。

 以前Wさんの件を相談した際、「G-darkさんの話を聞いていると、Wさんに対する好意が全くにじみ出てこないんで、G-darkさんとWさんは合わないんだと思いますよ」と超的確な意見をいただいたこともあります。

 今回はこの美容師さんに、Zさん個人を特定されない範囲でこれまでの経緯を話し、客観的なアドバイスを頂きました。




 美容師さん
 「男の気持ちを確かめるのなんて簡単ですよ。人にもよりますが、基本的に男って単純なんです。脈アリか脈ナシか見分ける良い方法がありますよ」

 わたし
 「是非教えていただきたいです!」

 美容師さん
 「一撃をくらわせればいいんです

 わたし
 「一撃ですか!? 暴力はちょっと…」

 美容師さん
 「〝しばく〟とか〝どつく〟とかじゃないですよ! 男への一撃といったら、ボディータッチしかありませんよ

 わたし
 「ボディータッチ…!? 好きな人の前だとわたしは恋愛レベルが中学生以下になってしまうので、ボディータッチだなんて高度な技は使えないです。中学生の方がわたしよりまともな恋の駆け引きをやっていそうです」

 美容師さん
 「諦めたらそこで試合終了ですよ」

 わたし
 「いきなり安西先生みたいですね!?」

 美容師さん
 「書類を渡す時に偶然を装って相手の手に触れてみるとか。シャツの袖を引っ張ってみるとか。〝何かついてるよ〜〟と言って背中に触ってみるとか。それで相手がまんざらでもなさそうなら脈アリです」

 わたし
 「どれもすごい技ですね…! ゲームにたとえるなら、レベル50以上にならないと発動できないスキルをレベル2くらいの勇者に今すぐ発動しろって言っているくらい高度過ぎます…!」

 美容師さん
 「G-darkさんっていつもゲームにたとえますよね」

 わたし
 「ゲーム脳なので」

 美容師さん
 「では、まずはパーソナルスペースに入ってみるのはどうですか? 個人差はありますが、男って前後のパーソナルスペースは広いけど、横のパーソナルスペースは狭かったりするので、まずは警戒されないように横から近づいてみましょう。相手から45cm以内に入ってみて、相手がパッと体を引いたりしないようなら、ひとまず嫌われてはいないと思います」

 わたし
 「それくらいならわたしにもチャレンジ出来そうです。好きな人はわたしよりだいぶ年下なので、〝付き合いたい〟なんて高望みはしませんが、もし〝嫌われてはいないのかもしれない〟と思えたら、それでわたしは幸せです」

 美容師さん
 「そんなこと言わないで、彼氏を作るのを目標にしましょうよ。デート前にうちのサロンに寄ってくれたら、お祝いにサービスでヘアアレンジをしますよ」

 わたし
 「親切…! ありがとうございます。でも、相手はすごく歳下だってことが最近判明したんです。無理ですよ、離れ過ぎていて。相手はわたしを女性として見ないでしょう」

 美容師さん
 「僕の妻は7歳上です。男って、相手が好みのタイプでさえあれば実年齢はあまり気にしませんよ。実年齢よりも、見た目年齢とか、容姿とか、性格の方が大事です。若い男はいつまでも若いからいいですよ〜。色んな意味で…」

 わたし
 「そうなんですか!? ちなみに、もし答えたくなかったら無理に答えなくてもいいですが、〇〇さん(美容師さん)の場合、〇〇さんと奥様どちらから告白したんですか?」

 美容師さん
 「僕からです」

 わたし
 「やっぱり年の差カップルでうまくいくのって、たいていは年下の方からアプローチしたケースのような気がします…。わたしは今の時点で好きな人から何もアプローチされていないので、脈ナシなんだと思います…」

 美容師さん
 「いや、そうとも限らないですよ。なんで男が遊び目的の相手にはガンガンいけると思いますか? 遊び目的の相手には振られても別に傷つかないからですよ。でも、本命には慎重になります。本命に振られるとマジでへこんで、かなり長く引きずるからです。〝この子は俺に気がある!〟と確信したり、〝早くアプローチしないと他の男にとられる!〟って焦らないと動けない、って男は多いと思いますよ。相手と仕事の繋がりがあるなら尚更、下手に動くと自分の社会的立場にもかかわるし。だから、現時点で〝脈ナシ〟と決めつけるのは勿体ないです」

 わたし
 「そうなんですか!? アドバイスありがとうございます。勉強になります」

 美容師さん
 「そもそも、男は〝子孫を増やしたい〟という本能があるので、脈アリの範囲は広いです。初対面の一瞬で、〝脈アリ〟〝脈ナシ〟を判断している、と僕は思います。でも、脈アリが脈ナシになってしまうことはあっても、脈ナシが脈アリに変わるのはかなり難しいことだと思います。だから、まずは好きな人のパーソナルスペースに入ってみてくださいね! 約束ですよ。それでその相手が避けたら脈ナシってことなので、潔く他の男にも目を向けてください!」

 わたし
 「はい、約束します! アドバイスありがとうございます!」

 美容師さん
 「相手が避けなければ、次はボディータッチを目標にしましょう!」

 わたし
 「ボディータッチはわたしにはハイレベル過ぎます!」



 …というわけで、わたしは美容師さんの巧みな話術にまんまと乗せられて…じゃなくて巧みな相談援助技術に背中を押していただいて「まずは好きな人のパーソナルスペースに入ってみる」という短期目標を掲げました。

 すごいですよね、美容師さん。

 社会福祉士のわたしよりも美容師さんの方が遥かに素晴らしい相談援助技術をお持ちです!


 というわけで…、普段ぐだぐだウジウジ言っているわたしではございますが、思い切って「パーソナルスペース45cm以内に入って自分が脈ナシなのかどうか確かめよう大作戦 〜まずは横からの接近にトライ〜」を早速決行してみようと思います!

 作戦名で作戦内容が丸わかり!

 告白するわけでもないのに心臓バックバク!

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