見出し画像

男心がさっぱり分からないけれど、ひとまずひと安心。

 ↑今日は、以前の日記に書いた彼とのその後について書きます。

 おかげさまで、我々は無事にまたかつてのように目を合わせながら笑顔で話が出来るようになりました🙌

 前回までのあらすじをご存知ない方のために要約すると、ここしばらく、わたしの職場の若い男性が突然わたしとだけ目を全く合わせてくれなくなったどころか、かたくなに顔すら見ようともしなくなり、ボソボソと話すようになってしまったので、わたしは「きっとわたしが彼を不快にする何かをやらかしたんだ…💦」と悩んであの手この手を講じたのですが、やっぱり彼にノールックされ続け、なのに無視されるわけでも距離を取られるわけでもなくドアも開け閉めしてもらえるという不思議な関係を続けていたのです。

 が!

 先日、わたしは彼と同じ部署の方たちとたまたま雑談をする機会に恵まれ(ちなみに彼はその場にいませんでした)、本当に偶然、わたしが独身であることをその方たちに話しました。

 すると。

 因果関係は不明なのですが。

 その話をした翌日から。

 アラ不思議!

 彼が以前のようにわたしと目を合わせてニコニコしながらハキハキと明るく話してくれるようになったではありませんか!

 なんということでしょう!

 しかも、もともと彼はドアを開け閉めしてくれるジェントルマンだったのですが、それが更に進化しました。

 彼が離れた位置にいても、わたしがドアに近づこうとすると…、彼もわざわざサッとそのドアに歩み寄り、そのドアを開けようとしてくれるのです。

 ちなみにわたしはいつも手ぶらの状態。

 荷物を持っているわけではありません。

 あまりの親切ぶりに驚いたわたしが「あっ。えっ。大丈夫です。(自分で)開けますので」とやんわりお断りすると、彼はドアノブを掴もうとした手をパッと引っ込めて「…お疲れ様です」と言ってペコリとわたしに会釈して、ドアとは逆方向へと戻って行きます。

 何なんですかね、この現象?

 彼、もしや前世でホテルのドアマンさんをやっていて、その時の名残りでドアを開け閉めしたいのでしょうか?

 ドアの前に行こうとする人間を見ると、ドアをサッと開け閉めしたくてウズウズしちゃうのかも?

 …ちょっと何言ってるか分からない謎の展開ですが。

 彼の行動の理由は不明のままですが、それにしても、誰かにこうして親切にしてもらえるというのは嬉しいものですね✨

 わたしもお返しに、彼が近くに来た時は、サッとドアを開けて「どうぞ」と笑顔で会釈しています。

 そうすると、彼は驚いて目をパチクリさせた後、ふわっと笑い、ちょっと俯いて「ありがとうございます!」とハキハキ明るく言ってドアを通ります。

 その様子がとっても可愛いです。

 彼がわたしのためにドアを開け、わたしも彼のためにドアを開ける…。

 手動による自動ドアが錬成されました🚪

 本当に良かったです、こうしてまた笑顔で接することが出来るようになって。

 わたしと彼は他部署なので、普段は仕事上で全く関わりがなく、たまにバッタリ会った時に少し会話する程度。

 ですが、彼の真面目な仕事ぶりの噂がわたしにも聞こえてきて、その度にわたしもなんだか嬉しくなります。

 今後も彼とばったり会うのが楽しみです😄

 次はわたしがドアを開ける番🚪

いいなと思ったら応援しよう!

G-dark/本好きの頭の中
いつもスキ・フォロー・コメント・サポートをありがとうございます😄 とても嬉しくて、記事投稿の励みになっています✨ 皆さまから頂いた貴重なサポートは、本の購入費用に充てさせていただいています📖