いつの間にわたしは少女漫画の世界に異世界転生したのでしょうか?
↑先日このようなことを書きました。
その後、やはりXさんとは特に進展なし。
友達という感じです。
逆に、Zさんとは進展というほどではないのですが、驚くべき出来事が2つ起きました。
まず、1つ目の出来事について。
元々わたしとZさんは業務の都合上、よく関わりがあります。
担当している利用者さんについてお互い報告し合うこともしばしば。
そこで、今回も報告をしました。
実は、今わたしが担当している相談者の中に複合的な問題を抱えている男性がおり、その方がヘルパーやケアマネジャーやわたしに罵声を浴びせた後、暴力もふるおうとしたのです。
今回が初めてではありません。
幸い、どうにかなだめたので、今回も誰も怪我をすることも逮捕されることもなく、大事に至らなかったのですが…。
そんなことが続いているため、皆で今後の対応を協議しています。
この件についてZさんに報告しました。
わたしは「ヘルパーさんやケアマネジャーさんに怪我が無くて良かったです。でも、もしあの方(利用者さん)がわたしを殴ってくれていたら、その場で警察を呼んで、皆あの方とさよなら出来たのに…」と思わず最低な愚痴をこぼしてしまいました。
するとZさんは言いました。
「その時は言ってください。代わりに殴られに行きます」
と。
その言葉に、わたしは非常に驚かされました。
実はわたしは男性(今回の利用者さんとは別人)に暴力をふるわれた経験があるのと、自己肯定感が低いので、同情狙いの意図は全くなく、「いざとなれば自分が殴られたらいいや」と本心から思い、何気なくポロッと愚痴ってしまったのですが…。
まさか、いつも「ほんわか可愛くてしかも頼れる弟」的なZさんがそんな男気のあることを突然言うとは!
しかも一対一の時に!
思わずドキーッ!としましたよ!
「惚れてまうやろー案件」ではないですか!
…いやいや、Zさんが優しいのと、わたしだけではなく皆を心配してそう言ってくださっただけで、他には何の意図も無いと思います。
それにしても、わたしが変なことを言ったせいで、きっとZさんを困らせたはず。
申し訳ない限りです。
だから、わたしの「惚れてしまうフラグ」をへし折っておきます。
バッキバキにへし折って粉砕しておきます。
公私混同はいかん!
…こうして振り返ってみると、我ながらなんて馬鹿なネガティブ発言をしてしまったんだろう、と反省しています…。
誰も殴られない方が良いし、利用者さんも逮捕されない方が良いですものね…。
そして、二つ目の出来事について。
上記の報告の件を全く知らない女性(Zさんと同じ課の方)と仕事の話をしていたら、不意にその女性から「G-darkさんってZさんと付き合ってるでしょう?」と聞かれました。
えっ、何それ初耳なんですけど?
誰が誰と付き合ってるんですって!?
わたしが「付き合ってないですよ」と答えると、その女性は「嘘〜? 付き合いたてのオーラを感じる。チッチとサリーみたいで可愛いカップルだなって思ってた」とおっしゃるではありませんか!
やめて!
勝手にカップル認定するのはやめて!
ドキドキするやんけ!
わたしのライフはもう0よ!
…いかんいかん、「惚れてしまうフラグ」を何度でもバッキバキにへし折っておかないと。
わたしが「本当に付き合ってないですよ。本当に仕事でいつもお世話になっているだけです」とどんなに否定しても、その女性は「そう? G-darkさんに話しかけられると、Zさんは凄く嬉しそうにしているけど。彼はあなたに気があるんじゃないの? あなたも彼と話してる時とっても可愛いし」と追撃の手を緩めません。
やめて!
せっかくわたしがへし折って粉砕したフラグをアロンアルフアで丁寧にくっつけるのはやめて!
アロンアルフア禁止!
セメダインも禁止!
Zさんはわたしのこと何とも思ってないと思いますよ!
もしかしたら妻子がいるかもしれないし!
わたしが困って「本当に付き合っていないですし、Zさんもそんな噂を立てられたら迷惑だと思うんで、もうその話をするのはやめてください」と言うと、その女性は「え? みんなその噂してるけど…。悪いことじゃないんだからいいじゃない」と言い、
そして、
気がつくと、
わたしとその女性のすぐ後ろに、
…Xさんが居ました…。
Xさんは黙ってジッとしていたけれど、一連の会話が聴こえていたと思います…。
…何これ何の少女漫画!?
作者誰だ!
いつの間にわたしは少女漫画の世界に異世界転生してたんや!
元の世界線に帰して!!
…恐らく、チッチとサリーほどの差ではありませんが、わたしとZさんに30cmくらいの身長差があり、わたしと話す時にZさんが身を屈めてくれていたことが、この根も葉もない噂の原因かと思います。
また、Zさんが愛想が良く、誰に対してもニコニコしてフレンドリーなのと、わたしも似たタイプなのも原因の一つかと思います。
そうしたことと、お互いに異性として意識していないからこそパーソナルスペースが近かったのだと思いますが、こういう噂が立つとお互いに業務に支障が出そうなので、誤解を招かない行動をしていかないといけませんね。
…Xさんの耳にその噂が入ったことがショック…。
もしかしたらもっと前からその噂がXさんの耳に入ったかもしれませんよね…。
そうなるとXさんがわたしに素っ気ない理由が明らかになったような気がしますがどうなのでしょうか…。
そしてZさんにもその噂が伝わっていたりしたら、気まずいこと山の如し…。
今後もZさんと仕事で関わるので、その噂を知らない態度で、あくまでも仕事に集中しないと…!
ひとまずその女性に「じゃあ、その『みんな』に、事実無根だと伝えてください」と念押ししておきました。
わたしの経験上、こういう場合、その女性が噂を作り出している犯人だと思います。
疑って申し訳ないですが。
何ちゅうことしてくれるんや!
…これからXさんにもZさんにも合わせる顔が無いじゃないですか…。