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それは恋でも愛でもなくて執着でしょう?

 ↑今日は、前回の日記についての続きを書きます。

 今回はわたし、怒っています。

 誰に対してかというと、Wさんに対してです。

 元々Wさんはわたしに対して何ひとつ用事が無くても「G-darkさん! G-darkさん!」と追いかけて来てまで話しかけてくる方でした。

 わたしがWさんに気づかないフリをして歩き去ろうとしても、小走りで近寄って来て、わたしの前に回り込んで来てまで話しかけてくることもありました。

 仕事の取引先でもあるのでWさんを無下には出来ないものの、そういうことを続けられると周りにどう思われるか分からないし、仕事に悪影響しかねないので、「怖いのでやめてください」ときっぱり伝えていました。

 今時の若者=草食系男子というイメージがあるのに、そうやってグイグイくるし、二度も告白してきたのが、はっきり言ってとても怖かったです。

 恋や愛ではなく、執着されているということが明らかでした。

 だから、わたしは先日二度目の告白をきっぱり断った時、Wさんにこう言いました。

 「もうこういうことはしないでください。怖いです。仕事の用事がある時はお話させていただく機会がありますが、仕事以外の用件で話しかけるのはやめてください」

 と。

 ところが今日またWさんが「ちょっといいですか…?」と声をかけてきて、わたしの進行方向に立ちふさがりました。

 わたしが何事かと驚いていたら、Wさんはこう言いました。

 「もう諦めたので安心してください。でも、LINEだけでも交換してもらえませんか? タイプなんです…」

 と。

 全然諦めてないですよね。

 嘘をついて油断させようとしていますよね。

 たった2行くらいのセリフの中に矛盾が生じていますよね。

 わたしは恐怖を通り越して怒りを覚え、こう言いました。

 「わたしのことなめてますよね? 先日わたしが〝もう仕事以外の用事で話しかけないでください〟って言った時、Wさんは〝分かりました〟って言いましたよね? わたしのことちょろいと思って馬鹿にしてるんですよね。でないと、そもそも、行く手を遮るなんて失礼なこと出来ませんよね。ましてや個人的な連絡先を聞くなんて出来ませんよね。これ以上しつこくするようなら〇〇課長(Wさんの上司)に報告します」

 と。

 きつい言い方だったかもしれませんが、こうでも言わないと納得していただけないと思いました。

 Wさんは「すみませんでした…もうしません…」と帰って行かれました。

 大事になって仕事に差し障りが出ると嫌なので、今日で綺麗さっぱり諦めてくれることを願うばかりです。

 いっそ、YさんやZさんにこのことを相談してみようか? とも一瞬思いましたが…。

 日頃お世話になっているYさんやZさんに迷惑はかけられません。

 そこで、わたしのこともWさんのこともよく知っている女性ケアマネジャーさんに相談したら、

 「Wくんのあの目つきが好かんわー! ギラギラし過ぎ。若さゆえの過ちって感じ。仕事ぶりは真面目だけど、G-darkさんに変な絡み方をしてるな、彼に話しかけられた時にG-darkさんが辛そうな顔をしているな、と遠くから心配しておりました。G-darkさんにはZさんの方がよろしいと思いますよ。チッチとサリーみたいで。サリーにしては太っているけど…。お二人が話している姿を時々見かけますけど、信頼し合っている雰囲気があって。優しい者同士、相性がよろしいんじゃないかと思いますよ。Yさんも良さそうですよね。Yさんは端正な顔立ちのイケメンさんで。Yさんはスタイルも良くてシュッとしてらっしゃるし」

 と言われました。

 …ちょっと待ってー!!

 わたしの気のせいでなければ、以前の日記

 に書いた件に引き続いて、Zさんがあからさまにディスられていませんか?

 Yさん「は」って言いましたよね?

 Yさん「は」って、2回も言いましたよね?

 わたしにとってはZさんもイケメンなのに!

 わたしは今回のWさんの件よりも、流れ弾みたいにZさんがディスられたことの方がショックでした。

 わたしにとってはZさんもスタイルが良いのですよ!

 Zさんが歩く度にお腹がぽよぽよと揺れるのが可愛くってたまりません。

 まだ若いのによくあそこまでお腹を育てたものです。

 あのお腹は宝です✨

 きっと、いつかZさんに可愛い彼女ができて(もういるかもしれませんが)、彼女と結婚して子どもが生まれたら、あの素晴らしいお腹を活かしてお子さんとトトロごっこをする優しいパパになりそうなイメージです。

 将来の奥さんと子どもが羨ましい!

 そういえば先日わたしの上司B(先日Zさんをディスったのとはまた別の上司です)がZさんについて、「あいつ彼女できたことないっぽいよ」と言っていましたが、もし本当にそうだとしたら世の中の女性たちは見る目がない!

 スパダリ候補となるダイヤの原石を見逃すとは!

 Zさんはわたしが話しかけると、にっこおぉ〜✨と赤ちゃんみたいに無防備な笑顔になってくれます。

 わたしよりずっと歳下なのにとっても仕事ができるし、たまに思いがけないブラックジョークを言って笑わせてくれるし、そうやってわたしが笑っているのを見てZさんもニコニコ笑ってくれます。

 Wさんはいつもわたしの通行を妨げるけれど、Zさんはいつもさりげなく道を譲ってくれたり、ニッコリ笑いながらサッとドアを開け閉めしてくれるジェントルマンなので、毎回「なんて親切な人なんだろう!」と感動します。

 難しいことも色々一緒に考えてくれたり具体的なアドバイスをくれて頼りになるし、Zさんが優しい声でほわほわ〜んと穏やかに喋っているのを聞くだけでもわたしはとっても癒されて悩み事がふわぁ〜っと消え去っていくのを感じます。

 Zさんが嬉しそうにしている時はわたしも自然と嬉しくなるし、Zさんがシュンとしている時はわたしもシュンとします。

 そういえば、以前Zさんもわたしの名前を呼びながら小走りで追いかけて来てくれたことはありましたが、Wさんと違ってZさんのは全く怖くなく、むしろ可愛かったです。

 あの時わたしを追いかけて来てくれたZさんは、

 「G-darkさん! G-darkさん! お渡ししたい書類があります。…あ、でも、急いで追いかけてきたので、肝心の書類は手に持って来てはいないんですけど…」

 と言っていました。

 可愛くないですか?

 わたしはあの時キュンとしました。

 不意打ちされて萌えました。

 ……って、今日の日記を書き始めた時はWさんに対する怒りでいっぱいだったのに、なぜか最終的にはZさんを褒めちぎる内容になってしまいましたね。

 自分でも驚きです。

 どうしてこうなったのでしょう。

 怒りよりも萌えのパワーの方が強いということなのでしょうか?

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