謎の名言についての真意を数年越しに知りました
↑今日は、前回の日記についての続きを書きます。
その後、Wさんから3回目の告白をされることもなく、今まで通りお仕事の会話が出来るようになり、ホッとしております。
さて、わたしは数年前、とある民生委員さん(元教師)に突然こんなことを言われたことがあります。
「あなたが〝いい〟と思う男を10人並べて、一番いい男を選びなさい」
と。
せ、せんせー!
10人も並べられないんですけど!
そもそも「一番いい男」の定義とは!?
当時はその言葉にあまりにも驚いてしまったため、その方に詳しく質問しそびれてしまったのですが、なんと今日ばったりその方とスーパーの中でお会いしました。
するとその方は言いました。
「あなたが〝いい〟と思う男を10人並べて、一番いい男を選びなさい」
と。
なんだか聞いたことのあるセリフ!
今回こそはちゃんと真意を聞こうと思い、その方に色々と質問してみました。
ちなみに、その方は今では民生委員さんを引退されているので、「元民生委員さん」と表記します。
わたし
「10人も並べられないのですが…」
元民生委員さん
「G-darkさんは昔僕が言ったアドバイスをちゃんと聞かずに、一番ダメな男(元夫)を選びましたね。今度こそ沢山の選択肢の中から、一番いい男を選んでください」
わたし
「沢山の選択肢なんて無いのですが」
元民生委員さん
「あるはずですよ。世の中にこれだけ沢山の男がいるのですから」
わたし
「わたしが〝いい〟と思っても、相手がわたしを〝いい〟と思わないかもしれないじゃないですか? だったらはじめからわたしを〝いい〟と言ってくれる人を好きになった方が良いのでは?」
元民生委員さん
「発想を逆転させるんです。相手がいくらG-darkさんを〝いい〟と思っても、G-darkさんが相手を〝いい〟と思わなければ意味がない。男は自分が幸せにしてあげられる女性が好きなんです。自分がしたことに対して喜んでくれる女性に愛情を感じるんです。だから、男は女性からの自分に対する好意がないことに気づくと途端に冷めてしまう」
わたし
「! そういえば、今まで男性から告白されて付き合うことばかりで、特に不愉快な点が無ければ特に好きではなくても告白をOKしていました。それから好きになる努力をしていました。元夫ともそんな感じでした。でも最後まで好きにはなれませんでした」
元民生委員さん
「それがダメなんです。世の中には〝女性は愛するより愛されるのが幸せ〟といった言葉がありますが、愛するから愛されるんです。そこを履き違えるといけない」
わたし
「そうなんですね…! 勉強になります。ところで、〝一番いい男〟の定義も教えていただけますか?」
元民生委員さん
「一緒にいてホッとする人です。容姿も、職業も、年収も、住む所も変わるかもしれない。性格だって変わっていくものです。しかし、持って生まれた気質の相性は変わりません。〝この人と一緒にいる時はリラックスできる〟と思える人を今度こそ選んでください。頭であれこれ考えても意味がありません。心が伴わないと。他人がどうこう言っても、それは他人の意見であってあなたの意見ではない。では、僕はこれから詩吟のお稽古がありますので、また」
…という会話をした後、その方は軽やかに去っていかれました。
そうだったんですね…!
昔わたしがちゃんとアドバイスを聞いていれば…と悔やまれるところです。
しかし、今更悔やんだところで、時を戻すことは出来ないので、これから頑張ります!
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