今夜は少しだけ愚痴を言わせてください。
わたしは普段、出来るだけ前向きなことを考えるようにしています。
職場でも、プライベートでも、努めて明るく振る舞っています。
このゴールデンウィーク中に、親戚や同級生の色んなおめでたい話を聞きましたが、どれも素直に「良かったね😆」と思いましたし、「おめでとう!🎉✨」と祝福しました。
行楽地を行き交う、おそらくカップルや家族連れであろう方たちの楽しげな様子を見かける度、「幸せそうで素敵✨」と微笑ましく思いました。
と同時に、「いいなぁ」と羨ましくなりました。
嫉妬ではなく、あくまでも羨望です。
ふと、「わたしも、もっと頑張っていたら、もしかするとああいう人生を送れていたのかな?」と、つい想像してしまったのです。
今のわたしだって、世間一般的に見れば幸せな方なのかもしれないのに、こんなことを感じてしまうのは贅沢なのかもしれませんが。
…正直言って、心にぽっかりと穴が空いてしまったのです。
「時は戻せないから、過ぎたことはもう仕方がない。現実を直視するしかない。わたしはかなりの年齢になってしまったけれど、独身で、子どももいないし、彼氏もいない。今は両親が健在だからアパートの保証人の心配はないけれど、両親だってずっとは生きていない。となると保証人なしで貸してくれる物件に移る日がくるかも。それとも、どこかの保証会社にお願いしようかな。公営住宅に入居するにも、色々条件が必要だものな。とにかく、少なくともあと30年以上は頑張って働いてお金を貯めるつもりだし、甥っ子や姪っ子に迷惑をかけないようにしたい。いずれ65歳を過ぎたら任意後見人の制度を利用するか、遺言書を作成しておこうかな…」
と、つらつらと今後の人生プランを頭の中で描いているうちに、
「わたしは実家の墓に入れてもらえるのだろうか?」
と、なんと死後の心配まで始めてしまいました😅
いや、こういうことを考えておくのって、何才の人にとっても大事なことですけれどね。
長生きするに越したことはありませんが、残念ながら、人生いつどこで何が起きるか分かりませんから。
日頃からメメントモリしておくのは良いことです。
…でも。
「出来ればわたしにも、いつかは一緒に過ごせる人が見つかるといいなあ」と、つい思ってしまうのです。
相手に依存しようとか、そんなのでは全然なくて。
何と言ったら良いのか分かりませんが、「わたしもごく自然に想い合える相手と出会えたら良いな」と思うのです。
たとえば、漫画『鬼宿の庭』のたまゆら姫と可風のように。
たとえば、漫画『金の国水の国』のサーラとナランバヤルのように。
或いは、漫画『きのう何食べた?』のケンジとシロさんのように。
或いは、カップルでなくても、漫画『1日外出録ハンチョウ』の大槻の仲間たちのように。
仲良く過ごせる人に恵まれたら幸福なのだろうなと思いま…
す…
…って、全部漫画やないかーい! と、もしツッコミをいれた方がいらっしゃいましたら、そうです、その通りです、全部漫画です、わたしのアイディアの源はたいてい漫画なのです。
もはや、現実世界の人間たちの幸せな姿だけではなく、二次元の人間たちの楽しげな姿も、羨ましくって仕方がない!
しかし。
かといって、恋活や婚活に取り組む意欲もわいてきません。
なぜなら、いまだに好きな人への気持ちを捨てきれていないから。
かといって、好きな人にこれ以上アプローチする機会も勇気も度胸もありません。
ひとりでいるのは寂しいのに。
あーあ。
わたしって欲張りですね。
なんて矛盾だらけの思考回路なのでしょう!