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#12『意味がなければスイングはない』村上春樹 ~シューベルトのピアノソナタは穴だらけ?~

【紹介書籍】

意味がなければスイングはない』より
“シューベルト「ピアノソナタ第十七番ニ長調」D850――ソフトな混沌の今日性”

村上春樹(著)

待望の、著者初の本格的音楽エッセイ。シューベルトのピアノ・ソナタからジャズの巨星スタン・ゲッツの“闇の二年間”、ブルース・スプリングスティーン、Jポップのスガシカオまで、すべての音楽シーンから選りすぐった十一人の名曲がじっくりと、磨き抜かれた達意の文章で、しかもあふれるばかりの愛情をもって語り尽くされる。(文春文庫より)

【番組概要】

話題の本、名作と呼ばれている本、私たちが気になっている本を、作曲家の高橋宏治、文化史研究者の田口仁の二人が、それぞれの視点から語り尽くすニッチでクールな読書podcastです。

【Podcastの中で登場する作品や人物や用語】

【語り手】

高橋宏治(作曲家)

12歳より独学で作曲を始め、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院修士課程修了。2013年度デンマーク政府給費奨学生としてデンマーク王立音楽院でハンス・アブラハムセン氏に師事し、同音楽院修士課程修了。2020年9月室内オペラ《Admist dust and fractured voices》が、ベルギー(ヘント、ブリュッセル)にて初演、2021年7月に、《PLAT HOME》と改題し、新演出による日本初演版を企画し好評を博す。
HP: https://www.kojitakahashi.net
Twitter:https://twitter.com/kojitaka1033

田口仁(文化史研究者)

文化史研究者。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。
同大学院博士課程在学中。河合塾美術研究所芸術学コース主任講師。専門は芸術理論史、映画史、都市論。

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