クレジットカード、本当にお得なのは?
こんにちは、今日はクレジットカードについて思うことをお話しします。
ざっくりまとめとしては、クレジットカードはあなたの利用するサービスに合わせて2枚もあれば十分。事業用に使わないならそれ以上あっても管理の手間でむしろマイナス。とこんな感じです。
さて、それでは本編です。
クレジットカードは、信用がどうだ、ランクがどうだ、作れるうちに作っておいたほうがいい。などいろいろな話が流れてきます。
また、ポイント還元が…ステータスが…
もうキリがありませんよね。
そこで私がいろいろ作って使ってみたり、これまでの経験から思うことをまとめて書いてみたいと思います。
・普通にサラリーマンをしていて、おススメクレジットカードなどの記事から適当に1枚クレジットカードを作った。
ネット通販などで意外とクレジットカードを使うんだなぁと思い適当に1枚クレジットカードを作りました。ちなみに本当にサラリーマンという属性は(クレジットカードやローンを組むことにおいては)最強です。知人に年収数千万の個人事業主がいるのですが、年収200万円のサラリーマンが作れるショッピングセンターのクレジットカードを、その年収数千万の個人事業主は作らせてもらえませんでした。
・当時流行っていたブックオフせどりやAmazonせどりのためにクレジットカードを複数作った。
この時はそこそこの年収(年齢平均より少し上)があり、さくさくとクレジットカードが作れた上に、利用枠も一枚100万程度ありました。
・電脳せどりも始めたので、この店ではこのカード、あの店ではこのカード…と使い分けるためにさらに複数のクレジットカードを作った。
この時は、増え続ける仕入れ先に対して一番お得になるカードで仕入れを行い、利益を最大限に出せるようにと奮闘していました。電脳せどりでは一回サイトにクレカを登録してしまえばそれまでなので特に不便は感じていませんでした。
・その後、独立前にサラリーマン辞めるとクレカつくりにくくなるから、作れるだけ作ったほうがいいと言われ、さらに複数のクレカを作った。
ここまで来ると、マイレージがどうのだとか、仕入れで付くポイントが…とかとにかく作れるだけ作りました。最盛期のクレジットカードは10枚以上あったと思います。カードの枠は700万円くらいありました。
さて、その後独立したのですが、ご存じの方も多いようにAmazonは所謂垢BAN(アカウントの閉鎖と売上金の保留)を行いました。この話は別記事で書くとして、とにかく事業に失敗し仕入れても売る場がなくなったことでクレカの枠がそこまで必要ではなくなりました。
1年くらいもがいた後、それまでは「もうサラリーマンじゃないしクレカを解約したら2度と作れなくなるかも」と思い所有し続けていたのですが、物販はやめてしまったためあることに気づきます。
「あれ?クレカの年会費だけですごい金額になってない?」
なんと、クレカの年会費だけで数万円になっていたのです。仕入れに使っていた時点では年会費より多くのポイント還元を受けていたので気づきませんでしたが、ただ所有だけしていると何もしていないのにお金が減るという事態になりました。
さて、現在ですが所有するクレジットカードは2枚だけです。
しかも年会費無料のものです。ポイント還元率も普通と言えば普通です。ただ、自分がよく利用する経済圏のカードと、それでカバーできないカードを持っています。
・自分がよく利用する経済圏とは
あなたもスマホはドコモを利用している。ソフトバンクを利用している。auを利用している…や、ヤフーショッピングをよく使う、楽天をよく使う。など、自分がメインで利用しているサービスがあると思います。
ソフトバンクなら、ヤフオク、ヤフーショッピング、paypayモール、Y!mobileなど、ドコモならdアニメ、ドコモ光、dショッピング、DAZN、d払いなど、楽天も、Amazonもいろいろ展開しているサービスがありますよね。大体全部バラバラに利用するよりもポイントの共通化などで1つの会社が提供しているサービスをメインに使うことが多いと思います。
それなら、ドコモならdカード。のように自分のライフスタイルにマッチしたカードを持つのが間違いなくお得なので(自社サービスの還元率を当然一番高くするので)そのカードを作ればいいということです。
・それをカバーできないカードとは
まずはカードブランドの問題です。もし作ったカードブランドがJCBやAMEXだとして、普段の利用(例えば外食)などで利用できないお店がたまにあります。そのために年会費無料系の違うカードブランドの物を作っておくと便利です。
例えばJCBとVISA、JCBとMastercard、AMEXとVISAなどです。特にJCBは海外利用において、AMEXは国内利用において使えないことがあります。一昔前はJCBしか使えない国内店舗もありましたが現在はほぼありません。
もう一つは還元率です。特定の経済圏だと2%還元、でもそれ以外は0.5%というメインで使うカードと、常にどこでも1%還元というカードを持っていれば、うまく使い分けることができますし、これぐらいなら管理もできます。
こんな感じで選ぶとよいかと思います。
最後はいろいろと試して思ったことをつらつらっと書いていきます。
・コンシェルジュサービス、ラウンジ利用などいわゆるプレミアムなサービス→結局使ったことありません。
・サラリーマン時代に大量のカード→ポイントで得するより年会費や管理の手間のマイナスのほうが大きい。仮にひと月のカード利用を把握する時間が1時間だとして、毎月の利用額が3万円ならそれぞれに一番お得なカードに振り分けたとしてプラス2%分のポイント。600円しか増えない。時間給600円は本当にお得なのか?あともう一つのデメリットとして複数のカードに少しずつたまるので貯まったポイントを利用しにくい。
・もし本当に事業でやるなら、事業用の法人カードをつくるべき。→一般のカードは仕入れに利用するのは実は黒よりのグレー。
・ここは個人差もあると思うが、クレジットカードをたくさん持ってた時よりも2枚に減らした今のほうが生活に余裕がある。
・知り合いや友人のお金持ちの人に大量のクレジットカードを持つ人は見たことがない。
あなたも、自分の生活スタイルに合わせてこの記事を参考にクレジットカードについて考えてみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?