もし、すべてがキャンセルとなったら?
「もし、○○がキャンセルとなったらどうしよう」
すこし先の予定がキャンセルになる---という状況は、おそらく最近頻繁にあちこちで起こっていることと思います。お仕事を継続するのが難しい状況におられる方もいらっしゃると思います。1日も早い日常の回復を祈ってやみません。
まだ、幸運にもとりくむ仕事がある方も、もし「今の仕事を続けられなくなったら?」と聞かれたら、あなたはどのように答えますか?なかなか実際にやめることにならないとリアルに考える機会というのはないと思います。
「もし」の効用
「もし…?」は考えすぎると、不安が尽きなくなり精神衛生上よろしくありません。使いすぎは禁物な薬です。
しかし、道具は使いようです。
考えや展開が煮詰まっているときに、突破口をもたらしてくれる用途にも使うことができます。
「もし…?」によって、無意識のうちにとらわれている制約から解放されれば、まったくの別ルートを開拓できます。渋滞を避けて迂回路を行くかのごとく、スススっと目的地に近づくことができます。別次元のスピードで思考が進み、圧倒量の行動が促され、新しい展望が開けます。
もし、いまの仕事がなくなったら?
「もし、雇用契約を含むすべてが解除となったら?」
この問いは、不安を積み重ねるためではないし、仕事を辞める進めでもありません。これは、いまの自分自身が背負っている責任が、強制的に解除されるということです。であれば、自分の持っている軸に従って、だいぶさかのぼって新しい起点から始めることができます。
他にも状況によっていろいろな問いが立てられます。
「もし、この社会状況において、わたしが貢献できることがあるとしたら?」
「もし、いまの困難な時期が過ぎた後に、自分が必要とされるとしたら、どんなこと?どんな場面?」
自分が持っているものに意識を向ける
このような問いを投げかけると、自分がいままで与えられてきた財産・リソースに思いが及びます。
わたしの場合は、次の通りです。
▼いままで与えられてきた/学んできたもの
- IT/システム/Web/DataScience/ML
- マーケティング・経営
- Piano/音楽理論
- デザイン
- 応援する喜び
- 心の解放と赦し、告白と懺悔のいやし効果
- いやし
- 和することの理想
- 教育論・世界観・価値観
- 人生観・信仰・病気との向き合い方
あなたは、どんなものをお持ちですか?それらはダイヤの原石です。見方、磨き方ひとつで多くの方に必要とされるものとなります。
予定変更で得られる新たな展開
予定がキャンセルになる。あたらしい計画を練ることはストレスかもしれません。しかし、今までしてきたことは決して無駄ではありません。そのまま転用できなくても、必ず意味のあるものと後から気づけます。点と点が線となって後でわかるものがあります。
まずは目の前のことに集中して取り組みましょう。もし心がふわふわするときは一つ一つをあえて丁寧にしてみましょう。心が落ち着き、あなた本来の力と魅力を発揮することがきっとできますよ。
さぁ、ここは一つ、これと決めたものに取り組んでみましょう。取り組めないときは無理せず休みましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
いかなることがあろうと、今日一日が素晴らしい日でありますように。
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