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【孤独のグルメ】第Ⅰ話 松屋の朝定食、初挑戦。

 豪華な朝食をとりたい。

 シフトの関係上、いつもは起きるのが10時頃なこともあり、朝昼兼用での食事が常態化しているぼく。しかし、今日は有給休暇中の同僚の代行業務があるため、7時に起床している。1日頑張らないといけないし、しっかりと朝食をとろう!

ということでやってきました松屋〜〜〜!!!

 豪華に、と言っておいて安い・早い・美味いの三拍子が揃った牛丼チェーンの大手、松屋しか選択肢に浮かばなかったあたり、自分の貧乏性にびっくりする。もっと優雅に生きてもいいんだぞ、ぼく。

 何気に松屋初めて入るんだよな…ちょっと緊張する。あっ、松屋は食券制なのか!本気で2分間ぐらい悩んだ挙句、ソーセージエッグW定食ご飯大盛選べる小鉢はミニ牛皿サイドメニューにネギダレを選択(ここまで一息)。
 松屋初挑戦!ワッ⤴︎クワクすっぞ!

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※ ここから先、『孤独のグルメ』の主人公、井之頭五郎になり切る独身成人男性が出てきますので、ご注意ください。

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 店員さんに食券を渡して、待つ。この待っている時間、嫌いじゃない。
 …おっ、きたきた。

【ソーセージエッグW定食(ミニ牛皿)】
ご飯大盛が無料なのが嬉しい。

 こんな豪華な朝食、久し振りだ。ゆっくりのんびり食べたいところではあるが、出勤を控えている。さっさといただくことにしよう。
 いただきます。

【卓上の調味料】
食事を彩るエンターテイナーたち。

 ドレッシングや調味料が多いのも嬉しい。サラダを食べる習慣がないから家にドレッシングがないんだよなぁ。
 今日ばかりは健康を意識してベジファーストだ。ドレッシング…ゴマドレにしよう。

【千切りキャベツゴマドレかけ】
この量がちょうどいい。

 さてさてお次は…ウィンナー。

【ウィンナー】
外はパリパリ、中はジューシー!

 ウィンナーってこういう外食とかバイキングとかで見かけるとめちゃくちゃ美味しそうに見えるんだよなぁ。だからと言って、家で食べるときはそうでもないのが不思議だ。外ではビシッとしてるけど家ではだらしないキャリアウーマンの如しだ。

 いやいや、白米をかきこむのに忙しくなってきちゃったぞ。次は目玉焼き。黄身の部分に少しだけ醤油を垂らして・・・

【目玉焼き】
黄身の火の通り具合は
パートのおばちゃんの腕次第!

 予想通りの安定感。期待を裏切らない王道の構えだ。少し焦げちゃってるのもご愛嬌。
 玉子の黄身のもったり感で口の中の水分が持ってかれちゃったな。そんなときにはお新香だ。

【白菜のお新香】
お口直しのスペシャリスト。

 おっ。すこし柑橘系の香りがするな。塩辛さの中に爽やかさもある。お口のリフレッシュにもってこいだ。

【ミニ牛皿】
ミニと侮るなかれ。存在感は小さくない。

 松屋と言ったらやっぱり牛丼。満を持しての登板だ。
 んんっ!味が濃いなぁ~~~。松屋の牛丼ってこんな味が濃いのか…?このミニ牛皿だけでご飯2杯は食べられちゃうぞ。
 …もしかしてあれかなぁ。ミニ牛皿は量が少ないから、味を濃い目にしてくれているんだろうか。そうだとしたら、やるな。松屋。

 おっといけない。忘れるところだった。君がいたな、ネギダレ君。

【トッピングのネギダレ】
青ネギの絨毯が彩り豊か!

 ネギダレは一般的にから揚げなどの揚げ物に使われることが多い。だが、俺はこれをご飯にオン。

 ネギの香りでご飯が進む。誰が最初にネギをタレにしてしまおうって考えたんだろうか。

 キャストは揃った。ここからは白メシをかきこむべし。
 目玉焼き、白米。お新香、白米。牛皿、白米。味噌汁で口を潤して、また白米。

 おいおい、なんだか忙しないな。こんなに急がなくても、ごはんは逃げないのに。でも、ま、男のひとりメシなんて、こんなもんですよ。

 米のひと粒まで平らげて、最後にお冷で流し込む。
 御馳走さまでした。


ほにゃ活。は『孤独のグルメ』を
応援しています。


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