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構想半年で、とりあえず動いてみた
何かを始める時、「いつまでに」というゴールを設定しますね。
そこに向かって準備をして、少しずつ形になっていく。
本屋をやってみようかなと漠然と思った1年前。
実はオープン日は、11月1日「本の日」にしようと決めました。
本棚に本が並んでいる様子から、この日が本の日となっていて本屋にピッタリだなと。
ところが、ご存知のように本屋KIBAKOは7月20日にオープンしました。
昨年の雪がやっと溶け出した辺りから半信半疑で小さな一歩を出し始め。
それがたくさんの人と出会ったり関わることで実現出来るかも?に変わっていく!
もちろん規模がとても小さい本屋だからこそなのですけど。
気付くと当初考えていた11月なんて待っていられない気分になっていて。
もっとじっくりと取り組み、綿密に計画を立てていたら今とは違ったKIBAKOがオープンだったのかも知れませんね。
それをしなかったのはタイミングと時間でした。
そもそも長沼町は近郊から人が遊びに来ることが多い町です。
オープンを11月にしてしまうとその人達が来る時期ではない。
そのまま冬に突入すると誰も来ない現実を町の方からもお聞きしました。
ならば、人の流れがある時に開店しておきたいと考えたのがひとつ。
もうひとつの理由は、完璧を求めていたら進まないと直感が働いたからでした。
明日自分が元気でいる保障なんて何もないわけで。
還暦過ぎてますしね。
それは家族(ワンコも含む)においても同じで、万が一高齢の母に時間が取られてしまう事になれば私は思うように動けなくなるのです。
まさに「今でしょ!」と。
そんなこんなで、勢いに任せて始まった本屋KIBAKOです。
動いてみたらめちゃくちゃ楽しい。
いつか本屋をやってみたいと思うなら、本当にやりたいなら、動いてみてください。
宣言するのもいいですね。
いつかは永遠に来ない!が口ぐせです。
たかだか半年間本屋を開いてみただけの人間が、偉そうに言えることではありませんが。
これから本屋を始めたい人は応援したいと思っています!