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低コストライフへの意識改革【前編】

昨年10月中旬から“冷蔵庫を使わない実験”をしています。
すでに8ヶ月が経過していますが、かなり電気代が縮小されました。
以前は多い月で5千円代、少ない月でも約3千円かかっていた電気代が、今では3分の1まで下がりました。減った金額だけ見ると、ちょっと無駄使いしたらあっという間に消えそうな額ですが、家電への意識や他に節約への意識が高まりました。

家電への意識とは、持っている家電の消費電力は何kwだろうか?何アンペア必要だろうか?契約アンペアが20アンペアなので、洗濯と炊飯をしているときは、電気ケトル使えないな~とか、電化製品を購入する時も、値段だけでなく必要電力はどのくらいか…と気にするようになりました。判断基準が変わってきたのです。

また、他に節約への意識は、どこか削減できるところはどこかなぁ~と家計簿の項目を見直しするようになりました。家計簿は、すでに何年もノートに記録していましたが、それは単なる記録で一ヶ月が終ってからの結果報告みたいなものでした。
だから“今月使いすぎたなぁ、何に使ったのだろう。ああ、あれ買ったからだね。この位の出費になっても仕方ないな”とか“ちょっと外食多かったな、気をつけないと”と、終わってから使い過ぎを認識するという結果が替えられない状態でした。
だから、毎月18~20万円くらいの出費で、頑張って意識しても15万円台が限界でした。

ネットを見ると“月10万円で生活”とか、それ以下の話を聞きます。皆さんどうしてるのだろう是非、取り入れられるところがあれば、自分も取り入れたいと考えています。
項目は色々ありますが、まず気になったのは食費でした。私は、月4万~5万使っていました。外食が多かったのです。ちょっと今日は面倒だから、食べに行っちゃおうかなぁ~と安易に行っていました。また、出かけるとすぐに喫茶店も入っていました。なので、ここは見直しが必要と思いながらもどうしたらストレスなく減らせるかが、課題でした。少しずつ自炊多めにシフトしようと考えました。
しかし、問題は、私が料理下手で美味しいと思えるものが作れないことです。だから、食べたい物が美味しいと思えるまで、繰り返し作って練習することにしました。
最初にチャレンジしたのが“肉じゃが”です。レシピ通り作ってみますが、イマイチ。味がぼやけているなぁ~、次は水を少し減らそう。とあまり間隔を開けずに“肉じゃが”を作りました。そうこうしていると、お店の味とはいきませんが、何とか自分が納得できるものを作れるようになりました。
そのようにして、食べたいものを一つずつマスターして、レパートリーを増やしています。すると、そんなことが楽しいと感じられるようになりました。
今では、外食は友達と行く時くらいにしか行かなくなりました。行きたくないというよりは、上手く自炊へとコントロール出来るようになったようです。今でも時々お店を目にすると“ランチ食べに行こうかなぁ~”と思ったりします。しかし“いやいや、自分で作って食べた方が、材料費300円くらいで食べられるのではないかなぁ。そうしたら、この一食分の金額で何食の食材になるかな~”と、考えることで、思いを切り替えられるようになりました。
最初のうちは、ストレスが溜まらないように時々は外食していたのですが、いつもお店を出る時に“これだったらやっぱり自分で作った方が、いいなぁ~”と思えるようになって、それがどんどん積み重なり、現在にいたります。

なので、今では滅多に外食しなくなりました。1人で外食をする時は、例えば“ガストのモーニングは行ったこと無いなぁ。一度試してみようかな?いつ行こうかなぁ”と、計画を立て体験の為に行くことが多いです。我が家の近所は、食事や喫茶をするところが多くて、自炊に切り替える間は、誘惑が多くて大変でしたが、半年経った今では自炊との比較で回避出来るようになりました。喫茶店も同様ですね。360円払ってコーヒー飲むなら、家で飲もうかなぁ~って思えるようになりました。
そう考えられるようになると、お金の価値観も変わってきたようです。
先日、うっかり現金を引出すのに手数料が330円掛かってしまい、とても悔しいと思った事です。以前なら“あ!やっちゃった。しょうがないな”と、そこで終わるのですが、この時は、しばらく悔やんでいました。金銭感覚が変わったのだなと思いました。
お金を少し大切にできるようになったと思いました。

という訳で、今では自炊が当たり前な感覚に替えられました。
現在は、月2万円台です。ゆるい目標があって、月2万8千円を超えないことで“よし”としています。毎月の経費を円グラフにしたとき、食費がTopにならないようにという理由からです。ただ、2万8千円を意識しちゃうと、うっかり超えそうになるので、厳しめ目標を2万3千円で設定しています。

その甲斐あって、最近は10万円以内で生活できるようになってきました。
ここへ至るまでには、もう一つやったことがあります。それは、予算管理です。それについては、話が長くなりそうなので、次回にお伝えしたいと思います。近いうちにUPしますので、引き続き読んで頂けたら嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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