堺が舞台「黄金の日日」と「日本一の商人 茜屋清兵衛奮闘記」②
大河ドラマ「黄金の日日」の舞台は、①で書いたように戦国時代の堺です。信長、秀吉、そして家康の三人が天下を次々に取っていくころです。
それに対して今回の拙著新刊「日本一の商人 茜屋清兵衛奮闘記」は、もう少し時代は進んで、江戸時代の初期です。すなわち家康が天下を取った、少し後の物語です。
自由貿易都市として栄えた後、先の三人の権力者によって、様々に運命を弄ばれた後の時代になります。
そして「黄金の日日」の主人公が若き商人、呂宋助左衛門であったのに対して、こちらは茜屋という縮緬屋を継いだばかりの三代目、清兵衛という男が主人公です。
ところが清兵衛が継いだ店の財政は火の車。いつ、倒産してもおかしくない状態でした。その原因は二代目、つまり清兵衛の父、左之助の放蕩でした。
早速、危機に陥る清兵衛。果たして、乗り越えることできるのか。
(次回に続く)
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