3月29日操觚の会ライブワイヤー
年度末にあたる、3月29日(金)の操觚の会ライブワイヤーは、とても画期的なものでした。今までも、もちろん盛り上がった会はありましたし、お客さんの数だけで言えば、今回より多い会は何度もありました。
ただ、それでもやはり、今回は今までにない会、よく言われる神回であったと思います。
まず、二年やってきたなかで、お題をツイッターで投票いただいて決めたことと、クロストークから入って、個別トークにしたこと などがはじめての試みでしたが、とても面白かったと思います。「時代考証」というプロでも色々苦労していることに、一般の読者にも興味がある方が多いということを初めて認識いたしました。
次に、今回は今までになく、初めての方、あるいは二回目の方など、常連とはまた違う方々が多く来られていました。なかでも、おひとり、大変お若い方が「前を通ったらやっていたので」とおっしゃたのには、驚きました。終始、にこやかに時折頷いてお聴きでしたので、ご満足いただけたのかと思います。
もちろん、ずっと来ていただいている方にも大変満足していただたかと思います。その上で、昨日はこれは決して意図しなかったのですが、最初3人の出演作家さんが、それぞれの持論を独自の視点から話し始められたのですが、それが最後には見事までに一つの結論へと向かった様はまさに神回でした。
そして、『ファクト族』なるワードが生まれたり、時事ネタを取り入れた解説をしたりと本当にエンタテインメントしながらの真面目な討論という形ができました。本当に一段ステージが上がったと感じた会でした。
一点、個人的には、人に言われてはじめに少しマクラをと言われてやった「竹内まりやさんと歴史考証」は、どうもだだ滑りしたようで……ただ、今日のツイートやメッセージなどで一部、なかなかうまい導入だったと言われて、少し立ち直りました。また、やります!
毎回、終わったあとに、小話の内容をここで書いてもいいかもと思っております。その時は是非、よろしくお願いいたします。
ご来場の皆さん、本当にありがとうございました。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。