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誉田龍一
2018年10月12日 01:39
本日、先日訪問させていただいた関西の書店さんから、たまたま二軒のお店から、ほぼ同時にご連絡がありました。いずれも、とても好調ですとのことで、もちろんお気遣いが入っているかも知れませんが、本当に嬉しいお知らせです。まあ、やはり、舞台が泉州、堺ということで、関西の方がお買い上げいただくことが多いのかも知れませんが、本当にありがたいことです。またSNSでも、嬉しい読後感を今日もいただいております
2018年10月8日 21:31
拙著新刊「日本一の商人 茜屋清兵衛奮闘記」へのご感想を、ありがたくも数多く、いただいております。一気読みのことは、前にも述べましたが、今日、谷津矢車さんから「なんというリーダビリティ」という最高の誉め言葉をいただきました。谷津さんのように、大変な数をお読みになられていて、しかもいわゆる目利きの方に言われると嬉しいものです。でも、本当に、小説はリーダビリティだと思いますよ。今、本が売れない時代と
2018年10月2日 06:28
「日本一の商人 茜屋清兵衛奮闘記」が発売されて、何日かが過ぎました。お買い上げいただいたというお知らせも多くいただいて、大変ありがたいことです。 そして更には、読了のお知らせとともに感想をお聞かせいただくことも多くなってきました。その中で、大変多いのが「一気読み」という言葉です。もちろん、意味は分かりますが、今度の新刊ではとにかく皆さんそう言われる方が多くて、本当に嬉しい限りです。 「他を
2018年9月26日 17:11
拙作新刊「日本一の商人 茜屋清兵衛奮闘記」(角川文庫)、もう読んでいただいた方がたくさんおられて、本当にありがとうございます。そして、その中で「一気読みした!」という感想をたくさんいただきました。本当に嬉しいことです。ただ、一気に読めると言うと、笑って軽くてすらすら読めるという小説であり、そのまま、軽く見られるようです。重厚で、重たい方が、どうしても、力作のように思えてくるのでしょうか。そ
2018年9月25日 17:38
「日本一の商人 茜屋清兵衛奮闘記」発売開始されました! 店頭にもほぼ並んでいると思います。早い方は、もう手に入れていただき、お読みいただいた方もいらっしゃいます。その方々のほとんどが、「一気読み」という言葉を使っておられます。読み始めたら、止まらないで最後まで一気に読むという意味ですが、これはもう嬉しくて、感激しております。笑いで包んで、しかし絶対に飽きさせずに、最後まで引っ張るということに成
2018年9月16日 06:09
大河ドラマ「黄金の日日」の舞台は、①で書いたように戦国時代の堺です。信長、秀吉、そして家康の三人が天下を次々に取っていくころです。それに対して今回の拙著新刊「日本一の商人 茜屋清兵衛奮闘記」は、もう少し時代は進んで、江戸時代の初期です。すなわち家康が天下を取った、少し後の物語です。自由貿易都市として栄えた後、先の三人の権力者によって、様々に運命を弄ばれた後の時代になります。そして「黄金
2018年9月12日 21:15
2018年9月7日 22:39
この度の台風と地震により、被害を受けられた方々に、心よりお見舞いを申し上げます。一刻も早い復旧を祈念いたします。今月25日発売新刊、「日本一の商人 茜屋清兵衛奮闘記」の舞台は、江戸時代初期の堺です。その堺で茜屋という店を継いだ清兵衛という男が、倒産寸前に陥った店を再建する話がベースになります。ところで、堺が舞台の時代小説で商売ものというと、何を思い出されるでしょうか? いくつかあると思い
2018年9月2日 04:03
9月に入りました。いきなりで申し訳ありませんが、25日角川文庫から新刊「日本一の商人 茜屋清兵衛奮闘記」が刊行されます。そこでこの本について宣伝も兼ねて、色々思うことを書いていこうと思います。もうちょっとおさまった感じもしますが、今年の甲子園は大変な盛り上がりをみせて、大阪出身ということもあり、最後までしっかり観戦しました。そこで覚えておられる方も多いと思いますが、決勝戦で金足農の伝令の選手が
2018年9月3日 00:47
①でも述べましたが、小説界では、今、笑いが少ないような気がします。しかつめらしく、重々しく真面目に語ったり、感動巨編をうたったりするものが多く、実はかく言うわたしもそういう小説が大好きですが、近年はやや窮屈に感じることがあります。つまり、「そんな重たい話や、感動話ばかりでどうよ」ということです。先に書いた伝令の選手の話で言うと「打たれたピッチャーの気持ちをほぐす気遣いが素晴らしい」という具
2018年9月4日 03:27
では、今度の「日本一の商人 茜屋清兵衛奮闘記」では、どんなおもろさを目指したか。作家なら、誰でもそうでしょうが、オリジナリティを追求します。従ってどんな作品、どんな作家を目指すかという時点で矛楯するように感じられるかも知れません。しかし、別に同じような作品を書くという訳では無く、場所というか、存在位置に関しての話をしています。「うだうだはええから、結論を言わんかい」という声が聞こえてきます。